食・料理
インドのスパイス市場で料理をする:在住者が自炊で使うスパイスの基礎
インドに住んでいると、スパイスへのアクセスが格段に良くなる。現地で手に入るスパイスを使って自炊する在住者向けに、基礎知識と市場での買い方を解説する。
2026-07-24
スパイス料理自炊
この記事の日本円換算は、1INR≒1.9円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。
日本でターメリック(ウコン)を小瓶で買うと500円前後する。インドでは同量が30〜50INRで手に入る。
インドに住んでいると、スパイスは「高級調味料」ではなく「日常食材」になる。
インド料理の基本スパイス
インド料理は数十種のスパイスを組み合わせて作られるが、在住者が自炊で使う基礎スパイスは以下の10種類程度だ:
- クミン(ジーラ): 炒め油の最初に入れるベーススパイス。ナッツのような香り
- コリアンダー(ダニア): パウダーで使用。まろやかで柑橘系のフレーバー
- ターメリック(ハルディ): 黄色の色付けと風味。抗炎症作用で知られる
- チリパウダー: 辛さの調整。品種によって辛さが異なる
- ガラムマサラ: 複数スパイスをブレンドした既製品。最後の香り付けに使う
- カルダモン(イライチ): 甘みのある香り。チャイや米料理に使う
- マスタードシード(ライ): テンパリング(油でのスパイス炒め)の定番
- フェヌグリーク(メティ): 独特の苦みと香り。南インドのサンバルに必須
- カレーリーフ: 南インドで特に多用される葉スパイス。乾燥より生の方が香りが強い
スパイスの買い方
デリーのコナート・プレースやムンバイのクロフォードマーケットなどのスパイス市場では、量り売りで買える。100gで100INR以下が多く、品質は袋入りのものより新鮮な場合がある。
モールのFood Hallやネットスーパー(BigBasket等)でも揃うが、市場の方が安く、量が選べる。
自炊の始め方
在住外国人が最初に試すインド料理の自炊は「ダル(豆カレー)」が定番だ。材料はマスールダル(赤レンズ豆)・玉ねぎ・トマト・スパイス各種。すべて現地で安く揃い、失敗しにくい。
スパイス料理の技術が身につくと、インドで暮らすことの豊かさがひとつ増える。
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