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ビザ・手続き

インドのeビザ——ビジネス・観光・就労ビザの種類と申請方法

インドへの入国に必要なビザの種類と、オンラインで申請できるeビザの手順を解説。就労ビザ・ビジネスビザ・観光eビザの違いと注意点。

2026-04-05
インドビザeビザ就労ビザインド移住

インドのビザ制度は種類が多く、目的によって申請方法が異なる。観光で短期滞在するだけなら手軽なeビザが使えるが、就労・長期滞在になると話は複雑になる。

観光eビザ(e-Tourist Visa)

オンライン申請できる最も手軽なビザ。インド政府のeビザポータル(indianvisaonline.gov.in)から申請し、通常2〜4営業日で承認される。

  • 有効期間: 発行日から1年(ただし1回の滞在は最大180日)
  • 滞在: 複数回入国可(ダブル、マルチ)
  • 費用: 約25〜80USD(申請時期・国籍により変動)
  • 入国可能空港: 主要空港のみ(陸路・海路は不可の場合あり)

観光・ヨガ・短期研修目的なら観光eビザで対応できる。ただし、eビザでの就労は認められない。

ビジネスeビザ(e-Business Visa)

商談・会議・展示会出席など、インドでの収入を伴わないビジネス目的に使う。観光eビザと申請手続きは同様で、目的を「ビジネス」として申請する。

長期のビジネス活動(複数回の渡航を繰り返す場合)では、正規のビジネスビザ(大使館申請)の取得が適している。

就労ビザ(Employment Visa)

インドの雇用主から雇用されて働く場合に必要。大使館・総領事館への直接申請が必要で、eビザでは取得できない。

主な必要書類:

  • 雇用契約書(インドの雇用主との正式な雇用契約)
  • 年収証明(インド政府の規定で最低年収25,000USD以上が必要とされることが多い)
  • 雇用主からの招聘状
  • パスポート(6ヶ月以上の有効期間)
  • 証明写真
  • 申請書

就労ビザは通常1〜2年の有効期間で、更新可能。インドに到着後、14日以内に居住登録(FRRO/FRO)が必要。これを怠ると出国時に問題が生じることがある。

OCI(海外インド市民証)——長期在住の検討肢

インド系外国人や、インド人と婚姻関係にある人が申請できる居住許可に近いステータス。就労制限なし、ビザなし入国、ほぼ無期限の滞在が可能。非インド系の一般的な外国人には取得できない。

入国時の注意点

eビザはあくまでも「電子入国許可」で、入国審査官が最終的に入国を許可する裁量を持つ。入国目的と持参物に一貫性があることを確認しておく。医薬品(処方箋薬)を大量に持ち込む場合は事前に確認が必要なケースがある。

インドのビザは目的と期間によって最適な種類が異なる。短期なら観光eビザ、就労なら雇用主と連携して就労ビザ取得——この基本的な使い分けを把握しておくと対応しやすい。

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