ビザ・在留資格
長期在留許可(EU長期居住者)——5年後に得られる在留資格の安定性
イタリアに5年以上合法的に在住すると申請できる「EU長期居住者」資格(Permesso di Soggiorno CE per Soggiornanti di Lungo Periodo)。申請条件・メリット・手続きを解説する。
2026-04-30
在留許可長期居住EU長期居住者移民制度在留資格
この記事の日本円換算は、1EUR≒160円で計算しています(2026年4月時点)。
イタリアに5年間合法的に在住した非EU市民は、「Permesso di Soggiorno CE per Soggiornanti di Lungo Periodo(EU長期居住者在留許可)」を申請できる。この資格は通常の在留許可とは大きく異なり、在留の安定性と権利の範囲が格段に広がる。
EU長期居住者資格のメリット
- 無期限または10年単位更新:通常の在留許可は1〜2年ごとの更新が必要だが、EU長期居住者は10年ごとの更新または事実上無期限の安定した在留が可能になる
- EU全域での移動・就労権:EU域内の他の加盟国での就労・学習・在住が一定条件下で容易になる
- 差別的取り扱いの禁止:雇用・職業訓練・社会保障・税制上の取り扱いがEU市民と同等になることを規定している
- 国籍取得への道:イタリア国籍の申請要件の一部として長期居住の実績が考慮される
申請要件
- 直近5年間、合法的かつ継続的にイタリアに在住していること
- 安定した収入(最低年間€8,500〜€10,000程度のラインが参考にされることが多い)
- 基本的な医療保険または保健サービスへの加入
- 十分な住居
- A2以上のイタリア語能力を証明するCILIS/CELIなどの公認試験結果(自治体により求められる)
手続き Sportello Unico Immigrazione経由でポスタ・イタリアーナを通じて申請する。必要書類は在留履歴証明・収入証明・健康保険証明・語学証明・写真等。審査期間は数ヶ月から半年程度かかることがある。
5年という時間は長いようで、気づけば過ぎている。早めに資格条件を意識して生活を設計すると、この安定した資格にたどり着きやすくなる。
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