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ペット連れイタリア——EU統一のペットパスポートと検疫

犬・猫・フェレットとイタリアへ移住する際に必要な手続き。EUペットパスポートの取得方法、マイクロチップ・ワクチン接種の要件、日本からEUへのペット輸入の手順を解説する。

2026-04-28
ペットEU移住検疫

この記事の日本円換算は、1EUR≒160円で計算しています(2026年4月時点)。

犬や猫と一緒にイタリアへ移住する場合、EUのペット入国規則に従う手続きが必要になる。日本はEU規則上「ペット輸入に条件付きで対応する第三国」に分類されており、適切な手続きを踏めばペットと共にイタリアに入国できる。

必要な手続き(日本→EU)

  1. マイクロチップ埋め込み:ISO規格(15桁)のマイクロチップが最初に必要だ。マイクロチップ埋め込み後にワクチン接種を受けることが原則(順番が重要)。

  2. 狂犬病ワクチン接種:マイクロチップ埋め込み後に接種。初回接種の場合は接種から21日間待機が必要。

  3. 狂犬病抗体検査(タイター検査):日本はEUの「一類国」ではないため、EU承認の検査機関での血清検査が必要。日本では農林水産省指定の検査機関で実施。結果が有効になるまで3ヶ月待機が必要。

  4. EU公式獣医証明書(Health Certificate):出発前10日以内に農林水産省に申請。EU指定のフォーマットで発行される。

  5. EU入国後にEUペットパスポート取得:EU内の獣医がパスポートを発行する。これ以降はEU域内を自由に移動できる。

イタリアでのペット生活 イタリアはペットフレンドリーな国だ。多くのレストランのテラス席・一部の電車・公共スペースでの犬同伴が認められている。ただし交通機関では小型犬はキャリーバッグ、大型犬はマズル(口輪)とリードが必要なケースが多い。

手続きは煩雑だが、準備を早めに始めれば(最低半年前から)ペットと共にイタリア生活を始めることは十分可能だ。

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