仕事・職場文化
イタリア人の残業観:「残業はしない」文化と外国人社員の驚き
イタリアは残業が少なく、定時で帰る文化が一般的だ。日本とは正反対の職場文化に戸惑う在住外国人の体験と、イタリアの労働時間観の背景を解説する。
2026-07-25
働き方職場文化残業
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「午後6時になったら全員いなくなった」——日本から来たビジネスパーソンが初めてイタリアの職場で感じる驚きだ。残業が美徳の日本とは真逆の価値観がある。
定時退社が「普通」の文化
イタリアの多くの職場では、定時(17〜18時)になるとスッと帰るのが当たり前だ。上司が残っていても部下は帰る。むしろ「残業しないと仕事が終わらない人」という評価にさえなりかねない文化がある。
EU法では週48時間以上の労働は原則禁止で、イタリアの労働法も残業時間の上限を規定している。
昼休みの長さ
南イタリアや地方都市では1〜2時間の昼食休憩が今でも一般的だ。ミラノ等の大都市では1時間が多くなっているが、それでも日本の「デスクでランチ」とは異なる。昼食は「ちゃんと座って食べるもの」という意識が根強い。
会議の文化差
イタリアの会議は時間通りに始まらないことも多く、議論が長引く傾向がある。日本の「根回し・事前合意」がないため、会議中に意見が衝突し結論が出ないこともある。
一方で「ランチを一緒に食べる」という社内コミュニケーションは重視されており、食卓での雑談から人間関係が育つ文化は日本にも通じる部分がある。
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