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ヴェネチアのリアルト市場:観光名所と現役の魚市場の二つの顔

ヴェネチアのリアルト橋のそばにある市場は観光スポットとして有名だが、早朝は地元の飲食店主が仕入れに来る現役の市場だ。観光客と地元民の時間の使い方を紹介する。

2026-07-05
市場ヴェネチア食文化

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リアルト橋の観光客が写真を撮り始める頃、市場の魚屋はすでに片付けを始めている。「Pescheria(ペスケリア)」と呼ばれるリアルト魚市場は朝6時から営業し、昼前には終わる。

市場の二つの顔

朝7〜9時のリアルト市場は地元の飲食店主やヴェネチア在住者が仕入れに来る本来の市場の姿だ。アドリア海の魚介類——ブランジーノ(スズキ)、グリオ(アカジャコエビ)、フォーレ(ムール貝)などが並ぶ。

10時以降になると観光客が増え、価格も若干上がる傾向がある。地元食材を購入する目的なら朝早い時間帯が得策だ。

ヴェネチアの食文化とバーカロ

ヴェネチアのローカル食文化として「Bacaro(バーカロ)」と呼ばれる気軽な飲食店がある。一口サイズの前菜「Cicchetti(チケッティ)」を立ち飲みしながらスプリッツを飲む——これがヴェネチア式アペリティーヴォだ。

1〜2EUR程度のチケッティは観光客向けの高級レストランより圧倒的に安く、地元の雰囲気を味わえる。リアルト橋周辺のCastello地区や、Dorsoduro地区のCannaregio界隈にバーカロが多い。

在住者にとってのヴェネチア

ヴェネチアへの観光客数は年々増加しており、地元住民が住みにくくなっているという問題がある。島外へ転出する住民が増える一方、在住外国人の中には静かなオフシーズンのヴェネチアに惹かれて移住する人もいる。

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