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イタリアで不動産を買う:公証人(ノターイオ)が不可欠な理由

イタリアでは不動産売買に国家公務員である公証人(notaio)の立会いが法律で義務付けられている。この制度が何を保証し、何がコストになるのかを解説する。

2026-06-22
不動産購入公証人ノターイオイタリア法律

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イタリアで不動産を買う際、売り手・買い手が合意しても、それだけでは終わらない。国家資格を持つ公証人(notaio、ノターイオ)の面前で正式な売買契約(rogito notarile)を締結することが、法律で義務付けられている(出典:イタリア民法)。

公証人とは何か

ノターイオはイタリアの国家試験に合格した法律専門家で、売買契約の合法性を確認し、所有権の移転を法的に有効化する。医師や弁護士と同様に、高い社会的地位と収入を持つ職業とされる(推定)。

日本でも公証人制度はあるが、不動産売買に必ずしも必要ではない。イタリアでは必須という点が異なる。

費用の構造

ノターイオへの報酬は法律で定められておらず、物件価格・手続きの複雑さ・地域によって異なる(推定)。一般的に物件価格の1〜2%程度が目安とされることがあるが、数千EUR〜数万EURの幅がある(推定)。

さらに登記税(imposta di registro)、固定資産税相当の移転税(IMU)、付加価値税(IVAが適用される場合)なども発生する。総コストは物件価格の2〜5%以上になることが多い(推定)。

外国人が不動産を買う条件

外国人(EU市民外)がイタリアで不動産を購入するには、コーディチェ・フィスカーレ(税務識別番号)が必要だ。これはイタリア税務署(Agenzia delle Entrate)で申請できる(推定)。

正式な在留資格がなくてもコーディチェ・フィスカーレは取得できるとされ、購入自体は在留資格と必ずしも連動しない(購入後の住民登録は別の手続きが必要)。

デュー・デリジェンスの重要性

イタリアの不動産売買では、物件に抵当権・未払い管理費・工事の法的問題がないかの確認(デュー・デリジェンス)が特に重要だ。ノターイオが一定の確認を行うが、買い手側でも弁護士や不動産コンサルタントを使って独自に調査することが推奨される(推定)。

「価格が安すぎる物件には問題がある」という経験則は、イタリアの不動産市場でも有効だ。

外国人がイタリアで家を買う夢は非現実的ではない。ただし日本の不動産売買より格段に複雑なプロセスを覚悟した上で進む必要がある。

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