生活・季節
イタリアの夏の暑さを生き抜く:エアコンなし文化と在住者の対処法
イタリア、特に南部の夏は40度を超えることもある。エアコン普及率が低い歴史的建造物の多い旧市街で、在住者がどのように夏を乗り切るかを紹介する。
2026-07-01
夏暑さ生活
この記事の日本円換算は、1EUR≒163円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。
7月のローマ、気温は38度。地下鉄の駅に降りると熱風が来る。観光客がジェラートを食べながら歩く場所で、長期在住者はこの暑さとどう付き合っているのか。
エアコンの普及状況
イタリアでは歴史的建造物・古いアパートへのエアコン設置が物理的または規制上の制約で難しいケースがある。窓の外装を変えることを禁止している地区もあり、エアコンの室外機を設置できない物件が一定数ある。
新築・改装済み物件やホテルにはエアコンが当然のように設置されているが、100年以上前の建物をそのまま使っているアパートはそうでない場合もある。
在住者の夏の知恵
- 木製ブラインド(Persiana): 日差しをシャットアウトしながら風を通す
- 昼間は窓を閉める: 外気が室温より高い昼間は窓を閉め、朝夕に通風する
- 石造りの建物の利点: 壁が厚い古い石造り建物は断熱性が高く、外気より室温が低く保たれる
- シエスタの活用: 午後2〜4時は屋外活動を控え、涼しい室内で過ごす
公共の涼しい場所
図書館・美術館・大型スーパーはエアコンが効いており、「公共エアコン」として在住者が利用する場所でもある。チェントロ・コンメルチャーレ(ショッピングモール)も冷涼で、暑い昼下がりのランニングスポットになる。
Nasone(ローマの公共水飲み場)は無料で使える。ローマ市内には2,500以上あるとされており(推定)、水分補給の強い味方だ。
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