韓国の銀行口座開設——外国人が口座を作る手順とKakaoBank・カカオペイの活用
韓国で銀行口座を開くには外国人登録証が必要。KB国民銀行・新韓銀行・KakaoBank等の選択肢と手続き手順・英語対応の有無・カカオペイ等のキャッシュレス事情を整理する。
この記事の日本円換算は、100KRW≒10.5円で計算しています(2026年4月時点)。
韓国で生活を始めると、最初の重要手続きのひとつが銀行口座の開設だ。カード・公共料金の引き落とし・給与振込すべてに韓国の口座が必要になる。
口座開設に必要なもの
基本書類:
- パスポート
- 外国人登録証(外国人登録証がない場合は口座開設が難しい)
- 在住証明(自宅の賃貸契約書や会社の在職証明が役立つ場合がある)
外国人登録証(외국인등록증): 韓国に90日超滞在する外国人は入国後90日以内に入国管理局で取得する必要がある。ビザ・在留資格に応じて発行される。口座開設の前にこれを取得しておくのが通常の順序だ。
主な銀行の選択肢
KB国民銀行(국민은행): 全国展開・ATM数が最多クラス。英語対応窓口が一部の支店にある。外国人向けのサービスが比較的充実。
新韓銀行(신한은행): 国際送金・英語サービスが利用しやすい。日本語対応スタッフがいる支店もある(一部)。
KEB ハナ銀行(하나은행): 外国人向けサービスに力を入れている。一部支店に多言語対応窓口あり。
KakaoBank(카카오뱅크): 韓国最大のモバイルバンク。スマートフォンだけで口座開設できる(韓国の携帯電話番号が必要)。カカオIDと連携し、カカオペイ送金に対応。
KakaoBank・KakaoPay の利便性
KakaoBank は既存の銀行と比べて手数料が安く、アプリが使いやすい。
KakaoPay(카카오페이): カカオトーク(韓国の主要メッセンジャー)に統合された決済サービス。QRコード払い・個人間送金・公共料金支払いが対応。韓国人の日常使いのキャッシュレス手段として普及率が高い。
外国人でも外国人登録証と韓国の携帯番号があれば利用できる。
国際送金
日本から韓国への送金・韓国から日本への送金は、**Wise(ワイズ)**の利用が手数料面で有利。銀行の国際送金手数料(3,000〜5,000円程度)と比べて大幅に安い。
韓国在住の日本人の多くがWiseを日本への仕送り・貯蓄に活用している。
開設のタイミング
口座開設は外国人登録証取得後が原則のため、韓国到着後2〜3ヶ月は現金 + 日本のクレジットカードで生活することになる。主要スーパー・コンビニ・交通はVisa/Mastercardで対応しているため、当面の生活に大きな支障はない。