ソウルで病院に行く:外国人向け医療機関の探し方と受診の流れ
ソウルの病院では英語・日本語対応が可能な施設も増えている。国民健康保険の使い方・受診の手順・薬局での対応まで、外国人が医療機関を利用するための実践情報をまとめた。
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喉が痛くて熱が出た。ソウルで一人暮らしをして最初の病気。韓国語で「喉が痛い」「熱がある」をどう言えばいいか、スマートフォンで確認しながら近くの内科に入る。
思ったより診察はスムーズだった。これが韓国の病院体験の実際だ。
韓国の医療機関の種類
의원(ウィウォン): 診療所・クリニックレベル。내과(内科)・정형외과(整形外科)・피부과(皮膚科)など専門別に分かれている。軽い症状はここへ。 병원(ビョンウォン): 中規模病院(30床以上)。 종합병원(総合病院): 大規模総合病院(100床以上)。重症・専門治療向け。
軽い風邪・消化不良・皮膚トラブルなどは의원で十分。예약(予約)なしで当日受診できる診療所も多い。
外国人登録済みなら国民健康保険が使える
就業ビザで在留し国民健康保険(건강보험)に加入している外国人は、日本と同様に自己負担が軽減される。診療所での自己負担は30%程度(内科・一般診療の場合)。
診療所の診察費は保険適用で2,000〜5,000ウォン(210〜525円)程度になることが多い。薬局(약국)での薬代は別途1,000〜10,000ウォン(105〜1,050円)程度。
保険未加入の場合(観光ビザ・短期滞在)は全額自費になる。外来診察が3〜10万ウォン(3,150〜10,500円)程度かかることがある。
英語・日本語対応病院の探し方
ソウル市が運営する「외국인 종합 안내 센터(外国人総合案内センター)」では医療相談の日本語窓口がある(1345で電話対応)。
また、삼성서울병원(サムスンソウル病院)・서울아산병원(ソウル峨山病院)・세브란스병원(セブランス病院)などの大規模病院は국제진료센터(国際診療センター)を設けており、英語・日本語・中国語での対応が可能。予約は各病院の公式サイトから。
약국(薬局)の活用
韓国の약국は処方箋なしで買える市販薬も充実している。頭痛薬・解熱剤・胃薬・傷薬などは処方箋不要。薬剤師に韓国語で症状を説��すれば、適切な薬を出してくれることが多い。
スマートフォンの翻訳アプリを見せながら「頭が痛い」「熱がある」と示せば、言語の壁はかなり乗り越えられる。
歯科・眼科・皮膚科は価格が安い
韓国では歯科・眼科・皮��科の費用が日本と比べて低い場合がある。保険適用外の美容皮膚科(미용 피부과)はホワイトニング・シミ治療などが人気で、医療観光の目的で来る外国人も多い。
費用は治療内容によって大きく変わるため、事前に見積もりを取ることが重要。
言語の壁はあっても、韓国の医療はアクセスしやすい部類だ。国民健康保険があれば費用も抑えられる。「なんとなく行きにくい」と思って症状を放置するより、早めに行くほうが結果的に早く治る。