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血液型と性格診断:韓国でも日本と同じ議論がある

日本でよく聞く血液型性格診断は、韓国でも「혈액형(ヒョラキョン)」として根強く語られる。ただし受け取り方のニュアンスや社会的な使われ方が日本とは少し異なる。

2026-07-22
血液型文化性格日韓比較社会

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「혈액형이 뭐예요?(血液型は何ですか?)」

韓国人に聞かれることがある。日本でも同じ質問を経験したことがある人には「またこの流れか」という感覚かもしれない。でも韓国での血液型話には、日本とはやや異なるニュアンスがある。

日本と韓国の血液型文化の共通点

どちらも「A型は几帳面」「B型はマイペース」「O型はおおらか」「AB型は変わり者」という大枠の性格論がある。これは日本から伝わったという説が強く、1970〜80年代に広まったとされる。

テレビ番組やバラエティで血液型トークが使われること、初対面での雑談ネタになることも共通している。

韓国での受け取り方の違い

日本では「B型は自己中」という否定的ステレオタイプが強めで、B型であることを「告白する」ような文化がある。韓国でも同様の傾向はあるが、近年はこうした固定観念への批判や笑い飛ばしが強くなっている印象がある。

SNS世代は「혈액형으로 사람 판단하는 게 이상한 거 아니에요?(血液型で人を判断するのはおかしくない?)」という認識が増えており、若い世代では「信じてる/信じてない」の割れ方が明確になってきた。

「MBTI」の台頭

2020年代に入って、血液型に代わる「性格分類ツール」として韓国でMBTI(マイヤーズ・ブリッグス型指標)が急速に普及した。

「INFP、実は人見知りなんです」「ESFJだから仕切るのが好きで」という会話が、韓国の若者の間では血液型話よりも一般的になっている。

MBTIは16分類あるため、血液型の4分類より細かいという点で「もっと当たる気がする」という感覚もある。ただしMBTIも科学的な性格診断ツールとしての信頼性には議論がある。

外国人として血液型を聞かれたとき

血液型を知らない(検査したことがない)という外国人もいる。韓国では出生時に血液型を調べる習慣があるため、「血液型を知らない」という状況が想像されにくい場合もある。

「わからない」と答えると、「え、本当に?」と驚かれることもある。会話のネタとして面白くなることもある。

なぜ血液型文化が続くのか

科学的根拠がないとわかっていても血液型性格診断が続く理由は、「カテゴリ化することで人間関係を整理しやすくなる」という認知的な利便性だ。

特に初対面の場で「あなたはどういう人か」を把握したいとき、4つのカテゴリはシンプルで使いやすい。科学的に正しいかどうかよりも、「コミュニケーションのツール」として機能し続けている。


血液型話は日本でも韓国でも、「信じる・信じないより先に、場をほぐすための道具」として使われている側面がある。それ自体を批判するより、「こういう文化的コミュニケーションがある」と知っておくことで、現地の会話に自然に乗れるようになる。

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