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韓国の永住権(F-5ビザ)取得ガイド——日本人が取る条件・手順・難易度

韓国の永住権(F-5ビザ)の取得条件・申請手順・審査ポイントを解説。就労・結婚・投資など取得ルート別の比較と実態をまとめました。

2026-04-12
永住権F-5ビザビザ長期滞在外国人登録韓国生活

この記事の日本円換算は、100KRW≒10.5円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(KRW)の金額を基準にしてください。

韓国の永住権はF-5ビザと呼ばれる。一度取得すれば就労制限がなく、在留期間が実質無制限になる。ただし「10年住めば自動的に取れる」というシンプルな制度ではなく、複数の取得ルートがあり、それぞれ条件が異なる。

主なF-5取得ルート

ルート主な条件難易度感
일반 영주(一般永住)合法的に5年以上継続在留、소득 요건あり
결혼이민(婚姻移民)韓国人配偶者と2年以上婚姻継続低〜中
고액투자(高額投資)50万USD以上の直接投資 + 5名以上雇用条件が高い
F-6(婚姻移民)からの転換F-6ビザ取得後2年以上婚姻継続
점수제(ポイント制)学歴・語学・소득・年齢等のポイント合計が基準超え中〜高

日本人が最も多く利用するのは「一般永住(합법 체류 5년 이상)」と「婚姻移民」ルートだ。

一般永住(합법 체류 5년 이상)の要件

在留歴5年はあくまで最低条件であり、以下も満たす必要がある:

  • 소득 요건: 前年の소득이 韓国人平균소득의 一定以上
  • 범죄 기록 없음: 犯罪歴なし
  • 기본 소양 시험(基本素養試験): 韓国語・韓国社会・韓国文化に関する筆記試験に合格(法制度・역사等)
  • 출입국 기록: 在留期間中の出入国歴(長期間の離韓は在留継続として認められない場合がある)

기본 소양 시험は韓国語능력시험(TOPIK)の一定レベルを保持しているか、試験を通過することで免除される場合がある。

婚姻移民ルートの実態

韓国人配偶者と결혼(婚姻)することでF-6ビザ→2年後にF-5申請が可能になる。このルートはシンプルな印象があるが、実際には「혼인이 진실하다(婚姻が真正である)」という審査がある。書類審査のほか、入国審査官との面接が行われるケースもある。

申請に必要な主な書類

  • パスポート・外国人登録証
  • 在留期間中の出入국 記録(法務部から취득)
  • 소득 증명서(前年の所得証明)
  • 납세 사실 증명서(納税証明)
  • 범죄 경력 회보서(犯罪経歴証明——日本の警察証明書も必要)
  • 거주지 증명(居住地証明)
  • 기본 소양 시험 합격증 or TOPIKスコア証明

申請窓口は出入国・外国人庁(출입국・외국인청)の各支署。処理期間は概ね3〜6ヶ月。

永住権があっても「市民権」ではない

F-5を持っていても韓国国籍は取得していないため、選挙権・일부 공직 就任권はない。국민연금(国民年金)は加入・受給の対象だ。一方、日本の国籍を維持したままF-5を取得することは可能で、韓国国籍取得(귀화)は別の手続きになる。

長期在住を考えているなら、5年目を迎える前から기본 소양 시험の準備を始めるのが現実的な選択肢だ。

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