Kaigaijin
海外在住日本人のメディア
食・グルメ

미역국(ミヨッグク)を誕生日に食べる国——海藻と韓国人の関係

韓国人は誕生日に海藻スープ(미역국)を食べる。なぜこの習慣が根づいたのか、そして韓国の海藻食文化の深さを探る。

2026-06-26
미역국海藻食文化

この記事の日本円換算は、100KRW≒10.5円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。

韓国人に「今日、誕生日ですか?」と聞く方法がある。「오늘 미역국 먹었어요?(今日、ミヨッグク食べましたか?)」と聞けばいい。

미역국(ミヨッグク)はワカメスープだ。誕生日に食べる理由は、産後の母親が回復食としてミヨッグクを食べる習慣に由来するとされる。子供が生まれた日に母親が食べたものを、誕生日のたびに思い出し、感謝する——そういう意味合いがあると言われている(起源については諸説ある)。

미역(ワカメ)以外の해조류(海藻類)

韓国の食卓に欠かせない海藻は미역だけではない。

김(キム): 노른자와 녹차를 사용한(焙煎した)海苔で、밥과 함께(ご飯と一緒に)食べるのが定番。김밥(キンパ)はもちろん、김국(キムグク)という海苔スープも存在する。

다시마(ダシマ): 昆布に相当する韓国の海藻。육수(ユクス、だし)の基本材料として家庭料理に欠かせない。

톳(トッ): ヒジキ。한식(韓食)でも副菜(반찬)として使われる。

학교급식(学校給食)でのワカメ

韓国の公立学교(学校)の급식(給食)には、거의 매일(ほぼ毎日)何らかの해조류(海藻)が含まれる。栄養面での重要性が認識されており、특히(特に)미역과 김(ワカメと海苔)は日常的な食材だ。

해양 국가(海洋国家)としての食文化

三方を海に囲まれた韓国は、어패류(魚介類)と해조류(海藻類)が食文化の根幹にある。済州島の해녀(ヘニョ、海女)文化も、海と人間の深い関係を示している。

誕生日のミヨッグクは、単なる食習慣ではなく「어머니에 대한 감사(母への感謝)」の儀式だ。日本人がお雑煮を食べるのと近い感覚で、食べること自体が記憶と文化の継承になっている。

コメント

読み込み中...