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중고나라・당근마켓——韓国の中古売買文化がここまで浸透した理由

当根マーケット(당근마켓)は韓国最大の中古取引アプリだ。月間アクティブユーザー数は数千万人規模(推定)に達し、フリマアプリの域を超えた地域コミュニティになっている。

2026-06-11
당근마켓中古フリマ

この記事の日本円換算は、100KRW≒10.5円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。

「당근이에요(ダングンイエヨ)」——これは当根マーケットを指す若者言葉で、「당근마켓で売ります(または買います)」という意味で使われる。

当根マーケット(당근마켓)は2015年にサービスを開始した韓国の中古売買アプリだ。「당근」はニンジンを意味するが、「당신 근처(あなたの近く)」の略でもある。GPSで近所の売り手・買い手をマッチングする仕組みが特徴で、ソウル市内なら同じ동(洞)の住民同士で取引できる。

「直接取引」の安心感

日本のメルカリとの大きな違いは、対面取引が基本という点だ。近所のカフェやコンビニ前で会って手渡しする。匿名配送よりも手間はかかるが、偽物や破損リスクが下がり、互いの顔を見ることで信頼感が生まれる。

取引後は互いに「매너온도(マナー温度)」という評価スコアで評価し合う。温度が高いほど信頼できる売り手・買い手として認識される。このゲーミフィケーションが悪意ある取引の抑止になっている。

中古に抵抗がない文化的背景

韓国では中古品への抵抗感が薄い。経済的な理由もあるが、「良いものを長く使う」という実用主義的な価値観も根強い。子供の洋服や育児グッズは特に回転が早く、당근マーケットは子育て世代の必須ツールになっている。

流通する商品の幅も広い。家電、家具、衣類、本、ゲーム機から、自家製のお菓子や手作り工芸品まで。一部では「무료나눔(無料分け合い)」として無料で譲る文化も広まっている。

コミュニティへの進化

당근마켓は今や中古売買の枠を超えた。近所のレストラン情報を共有する「동네생활(近所の生活)」機能、地域の求人を見つける機能まで追加され、「近所の掲示板」として使われている。

日本でもサービスが拡大していると聞くが、韓国のアプリのままiOSアプリを開いてみると、日本の地域コミュニティ文化とどう違うかが体感できる。

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