マレーシアから日本への送金——Maybank・CIMB・RHBの手数料とBNM規制
マレーシア在住者の日本への送金に特有の情報。Maybank・CIMB・RHBの手数料、Bank Negara Malaysia(BNM)の規制、大口送金の申告要件。
この記事の日本円換算は、1MYR≒33円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(MYR)の金額を基準にしてください。
月1回送金で5年後に49万円の差が出る——Wiseと銀行の比較・試算は海外送金ガイドと年間コスト積み上げ試算を参照。この記事ではマレーシア固有の手続き・規制を扱う。
マレーシア現地銀行の送金手数料
Maybank・CIMB・RHBがマレーシアの主要銀行として知られている。
| 銀行 | 電信送金手数料目安 | 備考 |
|---|---|---|
| Maybank | MYR 15〜20 固定 + 為替スプレッド1〜2% | Maybankアプリ(MAE)から手続き可 |
| CIMB | MYR 10〜 + スプレッド | CIMB Clicksで海外送金可 |
| RHB | MYR 10〜 + スプレッド | 金額・送金先によって変動 |
コルレス銀行手数料が別途USD 10〜20程度かかることがある。受取人側に全額が届くわけではない点は確認が必要だ。
Bank Negara Malaysia(BNM)の外為規制
マレーシアの中央銀行であるBank Negara Malaysia(BNM)は外貨送金に規制を設けている。
個人の年間送金上限:MYR 1百万(約3,300万円)相当までは原則申告不要で送金可能。MYR 1百万を超える場合は、BNMへの申告または承認が必要になる。
日常的な生活費・貯蓄の移転の範囲では問題になることはまずない。ただし不動産売却代金などまとまった資金を動かす場合は、銀行に事前確認することを勧める。
FPX(オンラインバンキング)経由でWiseに送金する
Wiseを使う場合、マレーシアではFPX(Financial Process Exchange)経由での入金が最もコストが低い。Maybankのオンラインバンキングを通じてFPX経由でWiseに資金を移し、そこから日本の銀行口座に送金する流れが一般的だ。
MYRからJPYへの通貨変換
リンギットは国際的な流通量が限られており、かつて政府がリンギットのオフショア取引を制限していた歴史がある(現在は大幅に緩和)。MYR→JPYへの直接変換に対応する機関は増えているが、Wiseを経由した場合はリアルタイムで最適な通貨ルートが選ばれる。
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