グルメ・食文化
生のニシンを立ち食い:オランダの「Haring」文化と季節の風物詩
オランダ人が路上で尻尾をつまんで生のニシンをほおばる光景は、外国人には衝撃的に見える。Nieuwe Haring(新ニシン)の文化と季節の行事を紹介する。
2026-07-26
ニシン食文化季節
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初めてオランダを訪れた外国人が屋台で目撃して驚く光景のひとつが、ニシンの尻尾を持ち上げて頭上から口に入れる「Haring(ハーリング)食べ方」だ。あの食べ方に理由がある。
Nieuwe Haringとは
毎年5〜6月頃、北海で漁獲されたばかりの若いニシンが「Nieuwe Haring(新ニシン)」として出回る。通常のニシンとは異なり、内臓を抜いて塩漬けにしただけの非常に柔らかい状態で食べられる。脂が乗っていて生臭さが少なく、刺身に近い食感だ。
毎年最初のNew Haringの漁船が港に入るタイミングは「Vlaggetjesdag(旗の日)」として祝われる。スヘフェニンゲン(デンハーグ近郊)で行われるイベントには多くの地元民が集まる。
食べ方と値段
Haringは「Haringkar(ニシン屋台)」で売られており、価格は1尾2〜4EUR程度(推定)。生でも、玉ねぎやピクルスと一緒にパンに挟んだものでも食べられる。尻尾を持って頭を傾けて食べるのは「全身を1つのピースとして食べやすくするため」という実用的な理由がある。
日本人が試すなら
「生魚を食べる」文化のある日本人にとって、Haringは比較的挑戦しやすい食べ物だ。玉ねぎ入りサンドイッチバージョン(Broodje Haring)から始めると食べやすい。アムステルダムではLeidseplein周辺やスーパー前の屋台で通年手に入る。
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