ビザ・行政
オランダの入国ビザとMVV:非EU市民が知っておくべき滞在資格の基本
日本人がオランダに90日以上滞在するにはMVV(機関ビザ)またはVerblijfsvergunning(滞在許可)が必要だ。就労・留学・家族呼び寄せ別の申請フローを整理する。
2026-07-20
ビザ滞在許可移住
この記事の日本円換算は、1EUR≒163円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。
日本人はビザなしでオランダに入国でき、シェンゲン協定の範囲内で最大90日間(180日間のうち)滞在できる。それを超えて滞在する場合、就労・留学・家族呼び寄せ等の目的に応じた在留資格の取得が必要になる。
MVVとVerblijfsvergunning
90日以上の長期滞在には「MVV(Machtiging tot Voorlopig Verblijf、暫定滞在許可)」と呼ばれる入国ビザを先に取得し、入国後に「Verblijfsvergunning(滞在許可証)」を申請するのが基本の流れだ。
ただし高度技能移民(Kennismigrant)ビザで入国する場合は、スポンサー企業がIND(移民局)への申請を事前に行う仕組みになっており、個人申請の形とは異なる。
就労ビザの種類
オランダで就労目的の在留資格として主要なものは以下の通り:
- Kennismigrant(高度技能移民): 年収が一定以上(年齢によって異なり、2025年時点で30歳以上は62,000EUR以上の目安)のホワイトカラー就労者向け
- Oriëntatiejaar(スタートアップ・卒業生向け): 大学卒業後1年以内の就職活動ビザ
- ZZP(フリーランス): 個人事業主登録によるビザ(条件が厳しい)
申請機関とIND
申請はIND(Immigratie- en Naturalisatiedienst)が窓口で、オンライン・郵便・対面申請がある。審査期間は申請種別によって数週間〜数ヶ月かかる。複雑な申請の場合は移民専門の弁護士・行政書士(Advocaat/Paralegal)を使う選択肢もある。
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