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ニュージーランド到着後1ヶ月でやるべきこと——生活立ち上げチェックリスト

ニュージーランドに着いてから1ヶ月以内にやるべき手続きを時系列で整理。IRD番号、銀行口座、携帯回線、住居探しまで、優先順位付きで解説します。

2026-05-17
移住準備IRD銀行口座到着後手続きニュージーランド

この記事の日本円換算は、1NZD≒92円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(NZD)の金額を基準にしてください。

ニュージーランドに到着した初日、空港を出て最初に感じるのは空気の清涼さと、ここから何をすればいいのかという途方もなさだ。役所に届け出をする必要はないが(日本の転入届のような制度がない)、やるべきことは多い。以下、到着後1ヶ月の行動を優先順位順にまとめた。

第1週:通信と住所を確保する

携帯SIMの入手(到着当日): 空港のSpark、Vodafone、2degreesのカウンターでプリペイドSIMを購入できる。月NZ$20〜$40(約1,840〜3,680円)のプランで通話・データが十分使える。パスポートの提示が必要。

仮住まいの確保(到着前に手配): 最初の1〜2週間はAirbnb、バックパッカーズ、またはシェアハウスの短期貸しを確保しておく。現地到着後に長期の住居を探すのが一般的な流れだ。

住居探し(到着後すぐ開始): Trade Me Propertyが最大の物件検索サイト。Facebookの「Flatmates Wanted」グループも活発。オークランドの場合、シェアハウスの一室でNZ$200〜$350/週(約18,400〜32,200円/週)が相場。内見は実際に足を運ぶこと——写真だけで決めると「思ったより狭い」「湿気がひどい」で失敗する。

第2週:銀行口座とIRD番号

銀行口座の開設: ANZ、ASB、BNZ、Westpacのいずれかで開設するのが一般的。パスポートとビザの原本、住所証明(仮住まいでもOK)が必要。口座開設は予約制の支店が多い。オンライン申請が可能な銀行もある。

IRD番号の取得: IRD(Inland Revenue Department)番号は、ニュージーランドの納税者番号だ。働く前に必ず取得する必要がある。オンラインで申請でき、銀行口座の情報が求められる。処理には通常1〜2週間かかるので、銀行口座開設後すぐに申請するのが望ましい。

第3週:生活インフラの整備

電気・ガス・インターネットの契約: Powerswitch(政府運営の比較サイト)で電力会社を比較できる。インターネットはSpark、Vodafone、2degrees、Orconなどが主要プロバイダ。光ファイバー(UFB)の月額はNZ$80〜$100(約7,360〜9,200円)程度。

GPの登録: GP(General Practitioner / かかりつけ医)への登録は早めに済ませておく。ニュージーランドでは専門医を直接受診できず、まずGPを経由する。GPに登録すると政府の補助が適用され、診察料がNZ$50〜$80(約4,600〜7,360円)程度になる。未登録だとNZ$100以上かかることもある。

第4週:公共交通と生活リズムの構築

交通ICカードの取得: オークランドならAT HOP Card、ウェリントンならSnapper。バスと電車の共通カードで、チャージして使う。

スーパーマーケットの把握: Countdown、New World、PAK'nSAVEが三大チェーン。PAK'nSAVEが最も安い(自分で袋詰めするスタイル)。アジア食材は市内のアジアンスーパーで手に入る。オークランドならTai Ping、日本食材専門のJapan Martなどがある。

運転免許の切り替え: 日本の免許証を持っている場合、到着後12ヶ月以内にNZ免許に切り替える必要がある。大使館で日本の免許証の翻訳証明を取得し、AA(Automobile Association)の窓口で申請する。

忘れがちだが大事なこと

在留届の提出: 3ヶ月以上滞在する場合、オンライン在留届(ORRnet)で在ニュージーランド日本国大使館に届け出る。災害時の安否確認や領事サービスに必要。

KiwiSaverの確認: 雇用契約を結ぶと、自動的にKiwiSaver(確定拠出型年金)に加入する仕組みになっている。オプトアウトも可能だが、雇用主が掛金の一部を拠出してくれるため、長期滞在なら加入しておくのが得なケースが多い。

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