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NZの小学校は制服がなくて、先生を下の名前で呼ぶ国

ニュージーランドの公立小学校は日本と教育方針が大きく異なります。子どもの主体性重視、評価の仕組み、日本人の子どもが適応するプロセスを解説します。

2026-07-29
ニュージーランド小学校教育子育て在住者向け

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NZの公立小学校に入学した日本人の子どもが最初に驚くことのひとつが「先生をファーストネームで呼ぶこと」だ。「John先生」「Sarah先生」ではなく「John」「Sarah」と呼び捨てで呼ぶ。これがNZの多くの公立学校の普通の文化だ。

NZの教育哲学

NZの学校教育は「子どもの主体性と好奇心を大切にする」という方針が強い。正解を教えて暗記させるより、「なぜそうなるのか」を考えさせるアプローチが重視される。

テストや点数による評価よりも、プロジェクト学習・グループワーク・発表などの形で評価する学校が多い。「間違いを恐れずに発言する」雰囲気を大切にしており、日本の「静かに聞く」文化とは対照的だ。

制服のない学校

NZの公立小学校の多くは制服がない。どんな服を着て来てもよく、汚れることを気にせず遊んでOKという環境だ。

プライベートスクール(私立校)では制服がある学校が多い。外見や家庭の経済状況が目立ちにくくなる理由から制服を導入している学校もあれば、「自由な自己表現」を重視して制服なしにしている学校もある。

日本人の子どもの適応

NZの学校に初めて入る日本人の子どもは、しばしば「授業中に誰も黙って座っていない」「先生への礼儀が日本と全然違う」と戸惑う。

一方で、英語が十分でなくても「ありのまま参加すればいい」という雰囲気があり、子ども同士の関係構築が比較的早い傾向があるという報告も多い。言語より行動・表情・スポーツでの交流が最初の接点になりやすい。

親の関与

NZの学校では保護者の学校への関与を積極的に求めるカルチャーがある。クラスへのボランティア参加(調理実習の手伝い、遠足の引率など)、PTA(Parent Teacher Association)への参加が当たり前のように行われている。

英語に自信がなくても「子どものために来ている」という姿勢は学校側に歓迎される。他の保護者との繋がりを作る場としても機能している。

公立か私立か

NZの公立学校は無償(給食費は別)で、外国籍の子どもも通える場合が多い(ビザの種類による)。私立は年間NZD 10,000〜30,000以上(約90万〜270万円以上)かかる。日本のように「私立=良い教育」という図式ではなく、公立でも優れた教育が行われている学校も多い。

学区(ゾーニング)制度があり、住む場所によって入学できる学校が決まる。物件選びの際に学区を確認する保護者は多い。

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