Kaigaijin
生活・食事

海外での日本食コスト——「自炊・輸入食材・外食・帰国」どれが一番安いか

シンガポール・バンコク・ドバイ・ロンドン等で日本食を手に入れるコストを比較。現地の日本食スーパー価格、日本食レストラン相場、帰国時の買い物との比較。

2026-04-11
日本食食費生活費海外生活自炊輸入食材コスト

海外在住者が「日本が恋しい」と感じる最初のきっかけは、たいてい食べ物だ。

ラーメン、納豆、だし、みそ汁。現地で再現しようとすると、日本の2〜5倍のコストがかかることがある。どうするかの選択は、月の食費を大きく変える。

現地での日本食材価格(参考)

食材日本価格目安シンガポールバンコクドバイロンドン
白米(5kg)1,500〜2,500円3,500〜6,000円1,200〜2,000円2,000〜4,000円3,000〜5,000円
納豆(3パック)100〜150円350〜600円200〜400円500〜900円400〜700円
醤油(1L)200〜400円500〜800円300〜600円600〜1,200円500〜900円
みそ(500g)300〜600円800〜1,500円500〜1,000円900〜1,800円700〜1,200円
カップ麺(1個)150〜250円400〜700円200〜350円450〜700円400〜700円

※価格は2025〜2026年時点の参考値。現地スーパーや日系スーパーによって大きく異なる。

タイ・ベトナムは輸入食品全般が東南アジア内でも安め。シンガポール・ドバイ・ロンドンは高い。

日本食レストランの相場

現地の日本食レストランで食べる場合:

  • シンガポール:ラーメン1杯 SGD 15〜25(約1,700〜2,900円)
  • バンコク:ラーメン1杯 THB 200〜400(約900〜1,800円)
  • ドバイ:ラーメン1杯 AED 55〜90(約2,200〜3,600円)
  • ロンドン:ラーメン1杯 £12〜20(約2,400〜4,000円)

日本で食べる1,000〜1,500円のラーメンの2〜3倍が平均的だ。週1回行けば月に1〜2万円以上の差が出る。

帰国時の「爆買い」は合理的か

年に1〜2回帰国する際、スーツケースにパンパンに日本食材を詰めて戻る——これをやっている人は多い。

ペイできるケースの計算:シンガポール在住で納豆を月に8パック使うとする。現地価格は1パック200円(シンガポールドル換算)、日本価格は1パック約50円。差額は1パック150円、月で1,200円、年で約14,400円。

納豆だけで年1.4万円の差。同様に醤油・だし・カップ麺・乾麺・梅干し等を合計すると、年5〜10万円規模の節約になる可能性がある。

ただし国際線の荷物超過料金(1kgあたり数百〜数千円)と天秤にかける必要がある。受託手荷物の重量制限内に収まるなら、帰国時の買い出しは明確にコスト合理的だ。

「現地食に切り替える」が最強のコスト削減

正直なところ、最もコストが低いのは現地の食文化に馴染むことだ。

バンコクなら屋台ご飯は1食100〜150バーツ(450〜670円)。ベトナムのフォーは1杯50,000〜80,000ドン(300〜500円)。日本食にこだわるより現地食を楽しめる人のほうが、月の食費は大幅に下がる。

「週6は現地食、週1は日本食」というバランスが、コストと精神的満足の妥協点として機能しやすい。

日本食を「特別な日のもの」として位置づけると、コストも気にならなくなるし、食べたときの満足感も上がる。習慣的に食べようとするから高くつく、という面もある。

コメント

読み込み中...