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BGCの夜——レストラン・バー・フードパーク文化

マニラのビジネス街・BGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)は夜も活発だ。クラフトビールバー、多国籍レストラン、フードパークが集まる夜の街を、在住者目線で整理します。

2026-04-23
BGCナイトライフレストランマニラフードパーク

この記事の日本円換算は、1PHP≒2.7円で計算しています(2026年4月時点)。

BGC(ボニファシオ・グローバル・シティ、Bonifacio Global City)は、マニラ首都圏タギッグ市にある計画都市だ。碁盤目状の街路、高層コンドミニアム、外資系オフィスビルが並ぶ。フィリピン国内で最も「外国人が多く住む街」のひとつで、夜の食べ歩き文化もその構成を反映している。

BGCの夜の地理

BGCの主要な飲食・エンターテイメントエリアは大きく3か所に集中している。

Bonifacio High Street: BGCの中心的なショッピング・ダイニングストリート。レストラン・バーが集まり、夕方から深夜まで人通りが絶えない

The Yard / Uptown Parade: 複合商業施設のレストランゾーン。ファインダイニングから気軽なカフェまで幅広い

Kalayaan Avenue / Burgos Circle(マカティ境界に近いエリア): BGCとマカティの境界付近にバー・クラブが集まる区域があり、週末深夜は混雑する

フードパーク文化

BGCで特徴的な飲食形態が「フードパーク(Food Park)」だ。屋外または半屋外の空間に、複数の小規模フードスタンドが集まり、共通の飲食スペースを使う形式だ。

BGC Pop-up Market / Mercato Centrale等のフードマーケットは週末に開催されることが多く、フィリピン料理・韓国料理・日本食・メキシカン等が一か所で試せる。1品100〜300PHP(270〜810円)程度で、少量ずつ複数を試すのが一般的なスタイルだ。

常設のフードパーク(BGC周辺には複数存在)は平日夜も営業しており、コンドミニアム住まいの外国人居住者・会社員が夕食を取りに来る場所になっている。

バー・クラフトビールシーン

BGCのバー文化はマカティのそれよりカジュアルな傾向がある。

クラフトビールのタップルームが増えており、フィリピン産クラフトビール(Engkanto Brewery、Pedro Brewcrafters等)の生ビールが飲める場所が複数ある。ビール1杯200〜350PHP(540〜945円)程度。

日本食を出すバー・居酒屋スタイルの店舗もBGCに存在する。焼き鳥・ラーメン・日本酒が揃う店は在住日本人のたまり場になっていることが多い。

価格帯の現実

BGCの飲食価格はフィリピン国内でも高めの水準だ。

  • ランチ(フードパーク・カジュアル): 150〜400PHP(405〜1,080円)
  • ディナー(レストランのコース): 800〜2,500PHP(2,160〜6,750円)
  • クラフトビール1杯: 200〜400PHP(540〜1,080円)
  • ワイングラス1杯: 400〜900PHP(1,080〜2,430円)

バンコクやクアラルンプールの外国人街と比較しても割高感があるが、カクテル・ワインの品質やサービス水準がそれに見合うレベルの店が多い。

深夜0時を過ぎてもオープンしているバーがあり、BGCの夜は週末なら3時〜4時頃まで続く。在住者として「使い方」を見つけるのに少し時間がかかるが、ひとたび行きつけが決まると、週に何度か立ち寄る場所になっていく。

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