ボホール島——チョコレートヒルズと離島生活体験
フィリピン中部のボホール島はチョコレートヒルズとメガネザルで有名。セブから日帰りから2泊3日の旅行まで可能な離島の見どころと、在比日本人の移住事情を紹介します。
この記事の日本円換算は、1PHP≒2.7円で計算しています(2026年4月時点)。
フィリピン中部に位置するボホール島。セブから高速船で約2時間(PHP300〜PHP700、約810〜1,890円)という近さながら、独自の文化と自然を持つ島だ。セブに長期滞在する日本人の多くが1〜2泊の旅行で訪れる。
チョコレートヒルズ
ボホールの象徴的な景観が、島の内陸部に点在する「チョコレートヒルズ」だ。直径30〜50m、高さ30〜120mほどの円錐形の丘が約1,268個(フィリピン政府観光省の登録数)密集して広がる。乾季(1〜5月)には草が枯れ茶色(チョコレート色)になるため、この名がついた。
展望台からの眺めはフィリピンを代表する絶景で、UNESCOの世界遺産登録候補になったこともある(未登録)。入場料はPHP100〜PHP200(約270〜540円)程度。
メガネザル(ターシャ)
ボホールはタルシウス(ターシャ、Tarsier)の生息地として有名だ。世界最小級の霊長類で、体長10〜15cm・大きな目が特徴。保護区で間近に観察できる(フラッシュ・触れることは禁止)。
入場料はPHP100(約270円)程度。ターシャは感光性が高く光に弱いため、夜行性の動物を昼間に見せることの倫理的問題が環境団体から指摘されているが、現在も観光施設として運営されている。
アロナビーチとパングラオ島
ボホール本島の西端に橋で繋がるパングラオ島のアロナビーチは、バックパッカーや長期滞在者向けの安宿が集まるエリアだ。白砂・珊瑚礁・ダイビングの条件が揃い、PHP800〜PHP2,000/泊(約2,160〜5,400円)程度の宿も探せる。長期滞在向けにコンドミニアムを借りる在比日本人もいる。
移住の視点から
セブよりも都市化が進んでいないため、静かな環境を好む在比日本人のリタイア後移住先として検討されることがある。医療施設はセブほど充実していないため、持病がある場合は事前に確認が必要だ。