フィリピンのフードデリバリー、GrabFoodとFoodPandaで完結する食生活
フィリピンでは食事のデリバリーアプリが急速に普及しています。GrabFoodとFoodPandaの比較、配達料金、使える店の種類、在住者の活用術を解説します。
この記事の日本円換算は、1PHP≒3.6円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。
マニラのコンドミニアムに籠もりながら、朝食はJollibeeのデリバリー、昼はラーメン屋から、夜は日本食で——という生活が実現できる。フィリピンのフードデリバリーサービスは、在住者の生活インフラとして定着している。
GrabFoodとFoodPanda
フィリピンで使われている主なフードデリバリーアプリはGrabFoodとFoodPandaだ。GrabFoodはGrabのライドシェア・配送・決済を統合したスーパーアプリの一機能で、すでにアカウントを持っている人が使いやすい。
FoodPandaはベルリン発祥で東南アジアに広く展開しているサービスで、専用アプリを使う。キャンペーンコードが頻繁に出回っており、初回注文や特定曜日の割引が充実している傾向がある。
配達料金と最低注文金額
配達料金はPHP 30〜80(約108〜288円)程度が目安で、距離によって変わる。プロモーション中は送料無料になることも多い。最低注文金額を設けている店も多く、PHP 100〜200(約360〜720円)未満の注文では追加料金がかかる場合がある。
GrabFoodはGrab Unlimitedというサブスクリプション(月額PHP 149程度)に加入すると送料が無料になるプランがある。毎日使うなら元が取れる。
使える店の種類
マニラ首都圏ではJollibee・McDonald's・KFC等のファストフードから、ローカルのフィリピン料理店、寿司・ラーメン・カレーなど多国籍料理、ケーキ・デザート専門店まで幅広い。
在住日本人がよく注文するのは、日本食レストランのデリバリーだ。BGCやマカティのリトルトーキョー周辺の日本食店がアプリに出店している。ただし日本食は最低注文金額が高めに設定されている店が多い。
配達時間の現実
「30分以内」という表示でも、道路渋滞があるマニラでは45〜60分かかることが珍しくない。夕食ラッシュ(午後6〜8時)や大雨の日は特に遅延する。
追跡機能でライダーの現在地がリアルタイムで確認でき、大幅に遅れている場合はアプリ内でキャンセルや問い合わせができる。
コンドミニアムへの受け取り
コンドミニアムのゲートで配達員が止められることがある。建物によってルールが異なり、ロビーまで来てもらえる場合とゲートで受け取る必要がある場合がある。
初めてデリバリーを頼む際は、自分のコンドミニアムのルールを事前に守衛に確認しておくと、受け取りのときに慌てなくて済む。
雨の日のサバイバル術
マニラの雨季(6〜11月)は突然の大雨が多く、外出が億劫になる。こういう日にフードデリバリーが手元にあるだけで、生活のストレスが大幅に下がる。雨の日のデリバリー需要が高いため、やや遅延することは覚悟しておきたい。