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フィリピンの長距離バス、エアコンが強すぎて毛布が必要な件

フィリピンの地方都市への長距離バス移動は、飛行機より安く、思ったより快適。ルート、価格、予約方法、注意点をまとめます。

2026-07-09
フィリピンバス交通地方旅行

この記事の日本円換算は、1PHP≒3.6円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。

フィリピンのエアコン付き長距離バスに乗ったら毛布を一枚持参する——これがフィリピン在住者の間では常識になっている。エアコンの設定温度が18度前後に固定されていることが多く、2〜3時間以上乗っていると本当に寒い。

フィリピンのバス路線の構造

マニラからルソン島各地への長距離バス路線は充実している。パサイやカロオカンにある主要バスターミナルから、バギオ(約7時間)、ビガン(約10時間)、ラウニオン(約6時間)などへ路線がある。

ビコール方面(レガスピー)は約12〜14時間のロングルートで、夜行バスが主流だ。前日夜に乗って翌朝着くというスタイルで、ホテル代の節約にもなる。

料金と快適さ

エアコン付きのレギュラーバスはPHP 300〜600(約1,080〜2,160円)程度が相場で、プレミアムシート・ライナーと呼ばれる広いシートのタイプはPHP 800〜1,500(約2,880〜5,400円)になる。

国内線の飛行機と比べると、繁忙期以外は圧倒的に安い。フライト時間が30〜45分でも、空港移動・チェックイン・荷物受取を合わせると実質的な所要時間はバスと大差なくなることも多い。

バスターミナルの使い方

マニラのバスターミナルは複数ある。ルソン北部方面はDLTB Cubao、Partas Cubao、Victory Liner(パサイ・カロオカン)が主な選択肢だ。

当日乗り込めることも多いが、連休・ホーリーウィーク前後は数日前からチケット売り切れになる。オンライン予約対応が進んでいる会社もあるが、まだ窓口購入が主流の会社も多い。

車内での注意点

エアコンの寒さのほかに注意したいのが、長時間運行中のトイレ問題だ。ルートによっては4〜5時間に一度しか休憩がない。乗車前に済ませるか、飲み物を控えめにするかという選択を迫られる。

車内での飲食は会社によって可否が異なるが、休憩地点でのチョコレート・ドーナツ・パンの売り込みは激しい。休憩停車では20〜30分で乗り遅れないよう注意が必要だ。

地方バスの醍醐味

長距離バスの車窓から見えるフィリピンの農村風景は、飛行機では絶対に見えない。水田、ヤシの木、カラバオ(水牛)、山岳地帯の霧——という光景が何時間も続く。

地方の街に着いて、地元のジープニーやトライシクルに乗り継いでいくというルートは、フィリピンを立体的に理解する経験になる。費用をかけずに移動できるという意味でも、長距離バスはフィリピン在住者・旅行者にとって活用する価値がある選択肢だ。

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