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フィリピンの銀行口座開設——BDO・BPI・Metrobank、外国人の手続きと注意点

フィリピンで外国人が銀行口座を開くための条件(ACR I-Card・就労ビザ)、BDO・BPI・Metrobankの特徴比較、必要書類、最低預入額(PHP)、GCash連携と海外送金の使い方まで解説。

2026-04-15
銀行口座BDOBPIMetrobankGCash海外送金口座開設

この記事の日本円換算は、1PHP≒3.4円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(PHP)の金額を基準にしてください。

フィリピンで銀行口座を開くには、在留資格がカギを握る。観光ビザでの滞在中は基本的に口座開設が難しく、ACR I-Cardか就労ビザがあると対応できる銀行の選択肢が広がる。

現金社会の側面が残るフィリピンだが、GCashの普及でキャッシュレス化が急速に進んでいる。銀行口座はGCashのチャージ元として、また給与受け取りに必要になる。

外国人が口座を開ける条件

フィリピンの銀行は、在留資格によって外国人への対応が変わる。

在留資格口座開設の可否(目安)
就労ビザ(9G)+ACR I-Cardほぼすべての銀行で開設可
SRRV保有者ほぼすべての銀行で開設可
観光ビザのみ多くの銀行で困難(一部銀行で可能な場合あり)

長期在留・就労者は、AEP・就労ビザ取得後に早めに口座を開設するのが実用的だ。

主要3行の比較

BDO(Banco de Oro)

フィリピン最大の銀行。ATMの台数が多く、モール内の支店が利用しやすい。外国人向けの対応については支店ごとに差があるため、複数の支店を回るのが現実的なことも多い。

  • 外国人口座開設: 就労ビザ+ACR I-Cardが基本
  • 最低預入額(目安): 貯蓄口座(Savings)でPHP 2,000〜5,000程度(口座タイプによって異なる)
  • モバイルアプリ「BDO Digital Banking」: オンライン送金、残高確認、口座間振替に対応

BPI(Bank of the Philippine Islands)

フィリピンで最も歴史のある銀行の一つ。外国人向け対応が比較的標準化されており、支店ごとのばらつきが少ない印象がある。英語対応が安定している。

  • 外国人口座開設: 就労ビザ+ACR I-Cardが基本
  • 最低預入額(目安): 貯蓄口座でPHP 3,000前後(要確認)
  • モバイルアプリ「BPI Online」: 送金、支払い、GCash連携に対応

Metrobank

フィリピン大手の一角。支店数・ATM数でBDOに次ぐ規模。セキュリティ面での信頼度が高いとされる。

  • 外国人口座開設: 就労ビザ+ACR I-Cardが基本
  • 最低預入額(目安): PHP 2,000〜5,000程度(口座タイプによる)
  • モバイルアプリ: オンラインバンキングに対応

必要書類(共通目安)

書類詳細
パスポート(原本+コピー)顔写真ページ・入国スタンプページ
ACR I-Card(原本+コピー)BI発行の外国人登録証
就労ビザ証明(在職証明書等)雇用主発行のCertificate of Employment
住所証明公共料金明細・コンドの契約書等

支店によって追加書類を求めるケースがある。事前に電話・メールで必要書類を確認しておくのがスムーズだ。

GCash(ジーキャッシュ)との連携

GCashはフィリピン最大のモバイルウォレット(Globe Telecomグループ運営)。フィリピン在住者の日常決済で広く使われている。

銀行口座があると、GCashに資金をチャージするのが簡単になる。スーパー・コンビニ・タクシー(Grab)・公共料金・QRコード決済に幅広く対応しており、現金を使う場面が減る。

外国人はパスポートでGCashアカウントを作成できるが、本人確認(KYC)レベルによって機能制限がある。フィリピンの電話番号(SIM)が必要。

海外送金(日本へ)

銀行からの国際電信送金(SWIFT)

フィリピンの銀行からの国際送金は手続き上可能だが、手数料が高め(PHP 500〜1,500程度、要確認)かつ着金まで2〜5営業日かかる。為替レートも銀行の固定レートが適用されるため、大きな送金では割高になりやすい。

Wise(ワイズ)を使う選択肢

ミッドマーケットレートに近いレートで送金できるWiseは、フィリピンから日本への送金に対応している。手数料は送金額の0.5〜2%程度が目安。銀行経由の国際送金と比較して、1回の送金で数千円〜数万円の差が出ることがある。

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送金時の注意点

  • フィリピンから日本への送金に制限は基本的にないが、大口送金は報告義務がある場合がある
  • 日本の銀行に100万円超が着金する場合は税務署への報告対象になる(合法的な送金は問題なし)

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