ポルトガルの役所手続き:SEFからAIMAへの移行と在住者の現実
ポルトガルの在留許可手続きを担っていたSEFは2023年にAIMAに移行した。新機関の手続き方法・予約の取り方・在住者が直面する遅延の実態を解説する。
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ポルトガルの在留手続きはSEFという外国人国境局が担当していたが、2023年10月にAIMA(Agency for Integration, Migration and Asylum)へと移行した。
この移行は在住者に大きな混乱をもたらした。
SEFからAIMAへの移行の経緯
SEFは長年「予約が取れない」「対応が遅い」と批判を受け続けた組織だった。2023年の組織改革でSEFは廃止され、一部機能がAIMAに、一部がGNR(国家憲兵隊)に移管された。
移行直後は新システムへの移行コストで手続きがさらに遅延し、在住外国人のビザ更新・在留許可の発行が数ヶ月〜1年以上遅れるケースが続出した。2025〜2026年時点でも遅延は続いているという報告がある(推定)。
AIMAの予約方法
AIMAの予約は公式ウェブサイト(aima.gov.pt)から行う。ただしオンライン予約枠の取得競争は激しく、朝早くアクセスして予約枠を確保する必要がある在住者の体験談が多い。
重要: AIMAの手続きや予約方法は頻繁に変更されるため、最新情報は公式サイトまたは日本人コミュニティのSNSグループで確認することが必要だ。
遅延への対処
在留許可の更新が遅延している間も、申請書類の受理証明(「Título de Residência」申請中の証明書)を持っていれば合法的に在住・就労できるとされている。ただし国際旅行(申請元の国への再入国)に影響する場合があるため、パスポートの有効期限とビザ種別に応じた確認が必要だ。
専門家の活用
移民・在留手続きに特化した弁護士(Advogado de Imigraçao)やエージェントへの依頼は、在住者の間で一般的になっている。自力で手続きするより費用はかかるが、時間と精神的ストレスの節約になる。費用は数百EUR程度から。
ポルトガルの役所手続きの難しさは在住者の定番の愚痴だが、「いつかは終わる」と割り切る忍耐力が必要だ。