シンガポールの運転免許証切り替え——日本の免許を現地免許に変換する方法
日本の運転免許証をシンガポールの現地免許に切り替える手続き。Traffic PoliceとSATOでの流れ、必要書類、費用(SGD)、切り替え後の注意点を解説。
この記事の日本円換算は、1SGD≒115円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(SGD)の金額を基準にしてください。
シンガポールで日本の免許証を使って運転できる期間は1年間です。その後も運転するなら、現地免許への切り替えが必要になります。手続きはそれほど複雑ではありませんが、書類の準備と予約が必要なため、早めに動いておくのが無難です。
日本の免許でシンガポールを運転できる期間
シンガポールは日本と同じ左側通行です。日本の有効な運転免許証を持つ外国人は、シンガポール入国後12ヶ月間は日本の免許証でそのまま運転できます。
ただし、12ヶ月を超えて運転する場合は、シンガポールの現地免許(Singapore Driving Licence)が必要です。日本の免許証のみで運転し続けると、無免許運転とみなされます。
切り替え先の手続き機関
シンガポールの運転免許証切り替えは、Traffic Police(Singapore Police Force)が管轄しています。実際の手続きはSATO(Singapore Armed Forces Training Organisation)の窓口で行います。
**Traffic Police(TP)One-Stop Change-of-Address Centre(TRACS)**は廃止されており、現在はSATOが主要窓口です。
SATO Chin Bee Avenue: 20 Chin Bee Avenue, Singapore 619933
必要書類
切り替え申請に必要な書類は以下の通りです。
- 日本の有効な運転免許証(原本)
- パスポート(原本)
- シンガポールの在留許可証(EP・SPなどのPass、またはIC)
- 日本の免許証の公認英訳(翻訳証明付き)
翻訳について: 日本の運転免許証は日本語のみのため、公認翻訳文が必要です。日本大使館、または日本自動車連盟(JAF)が発行する英文翻訳証明書を取得します。JAFの英文翻訳は国内で事前に取得してくることも可能で、費用は3,000円程度です(2026年時点・要確認)。
シンガポール着任後に翻訳が必要な場合は、ICA公認の翻訳会社に依頼します。費用は会社によって異なります。
手続きの流れと費用
手続き全体の流れは次の通りです。
- 日本の免許証の翻訳を準備する
- Traffic Police(TP)のオンラインポータルで予約を取る — 窓口は予約制。混む時期は数週間待ちになることもあります
- SATOの窓口で申請書を提出する
- 視力検査を受ける(窓口で実施)
- 料金を支払う
- 新しいシンガポール免許証を受け取る(即日発行が多い)
費用の目安:
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 免許証申請料 | 25SGD(約2,875円) |
| 翻訳費用(JAF経由) | 3,000円程度(日本で事前取得の場合) |
出典: Traffic Police Singapore(https://www.police.gov.sg/e-Services/Traffic)※料金は変更されることがあるため公式サイトで確認してください
切り替え後の注意点
日本の免許証は返却不要: 切り替え後も日本の免許証は手元に残ります。日本に帰国して運転する際はそのまま使えます。
有効期限: シンガポールの運転免許証に有効期限はありません(Indefinite validity)。ただし、EP等のビザが切れて出国すると、再入国後に改めて確認が必要な場合があります。
車のレンタル: 長期滞在者はGrabカーや公共交通で生活するケースも多いですが、週末のドライブやマレーシアへのロードトリップでシンガポール免許が求められるレンタカー会社もあります。
マレーシアへのドライブ: コーズウェイやセカンドリンクを越えてマレーシアへ入国する際も、シンガポール免許証があれば問題なく使えます。
Traffic Police公式: https://www.police.gov.sg/
着任から1年以内に手続きを済ませておけば焦らなくて済みます。翻訳書類は日本出発前にJAFで取得しておくと、シンガポール到着後すぐに動けます。