イーストコーストパークの使い方——シンガポール最大の海岸公園で過ごす週末
イーストコーストパークはシンガポール人の週末の定番スポット。サイクリング、バーベキュー、シーフード——都市の中の「ゆるい場所」を在住者目線で整理する。
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シンガポールに「海岸でぼーっとできる場所があるか?」と問われたら、イーストコーストパークと答えることになる。
マリーナベイのような観光地的な海ではない。タンジョン・ラギのように開発中でもない。公道から少し入ると、海沿いに全長15km以上の緑地が続く、シンガポールでは珍しい「都会から外れた感覚」の場所だ。
何ができるか
サイクリングは最も人気の使い方だ。公園内には自転車専用レーンがほぼ全域にわたって整備されており、レンタル自転車もある。週末の朝は、家族連れ・カップル・健康志向の住民がひっきりなしに走っている。
バーベキューもシンガポール人の定番だ。公園内には有料のBBQピットが多数設置されており、事前予約で利用できる。ツールや炭は持参か、近くのFairPriceで購入可能。週末の夜は至る所でBBQの煙が立ち上る。
ビーチは水質が完璧ではないが(マレー海峡に面しているため)、砂浜で座って海を眺める人は多い。泳ぐより、景色を楽しむための場所として機能している。
シーフードレストラン群
公園内のエリアDとEに、シーフードレストランが集中している。「ジャンボ・シーフード」「ロング・ビーチ・シーフード」など、チリクラブが名物の大型レストランがここに本店・支店を構えている。
チリクラブはシンガポール料理の代名詞だが、価格は安くない。1杯のカニがSGD 50〜100(5,750〜11,500円)程度になることも多い(重量課金のため)。特別な食事として割り切れば、ロケーション込みで満足度は高い。
アクセスと混雑
車かGrabでのアクセスが現実的だ。最寄りのMRT(パシル・リス・リバブル・プレイス駅など)からは距離がある。週末の車は渋滞と駐車場の混雑に注意が必要で、早い時間に来るのが快適に楽しむコツだ。
在住者の週末定番コース
朝7時からのサイクリング → 午前中は海を見ながら休憩 → ランチはシーフード or 公園内のカフェ → 午後から夕方にかけて撤収、というコースが在住者の定番の一つだ。
シンガポールの都市生活で「外に出て体を動かす」選択肢として、エアコンが常に当たり前ではない場所として、イーストコーストパークは機能している。