シンガポールの薬局で買える市販薬ガイド——日本の薬との対応表付き
シンガポールの薬局(Guardian・Watsons・Unity)で購入できる市販薬を日本の薬と対応させて解説。解熱鎮痛剤・胃腸薬・風邪薬・アレルギー薬の現地版、処方箋が必要な薬、日本から持ち込み可能な薬まで。
この記事の日本円換算は、1SGD≒115円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(SGD)の金額を基準にしてください。
シンガポールに住み始めて最初に困るのが「頭痛のとき何を買えばいいか分からない」問題だ。日本のバファリンやロキソニンは売っていない。しかし、同じ成分の薬は薬局で手に入る。
主要薬局チェーン
| チェーン | 店舗数 | 特徴 |
|---|---|---|
| Guardian | 約120店 | 最大手。MRT駅・モール内に多い |
| Watsons | 約100店 | Guardian と同価格帯。セール頻度高い |
| Unity | 約60店 | NTUC FairPrice系列。やや安い |
日本の薬との対応表
| 症状 | 日本の定番 | シンガポールで買える薬 | 価格目安 |
|---|---|---|---|
| 頭痛・生理痛 | ロキソニン(ロキソプロフェン) | Nurofen(イブプロフェン) | SGD 8〜12(約920〜1,380円) |
| 頭痛・発熱 | バファリン(アスピリン) | Panadol(パラセタモール) | SGD 5〜8(約575〜920円) |
| 風邪(総合) | パブロン | Panadol Cold & Flu | SGD 7〜10(約805〜1,150円) |
| 胃痛・胸焼け | ガスター10 | Gaviscon | SGD 8〜15(約920〜1,725円) |
| 下痢 | 正露丸 | Imodium(ロペラミド) | SGD 8〜12(約920〜1,380円) |
| アレルギー・花粉症 | アレグラ | Telfast(同成分) | SGD 12〜18(約1,380〜2,070円) |
| 塗り薬(筋肉痛) | サロンパス | Tiger Balm | SGD 5〜10(約575〜1,150円) |
ロキソプロフェン(ロキソニンの成分)はシンガポールでは処方箋が必要。 代わりにイブプロフェン(Nurofen)が最も近い市販薬になる。
処方箋が必要な薬
日本では市販されているが、シンガポールでは処方箋(prescription)が必要な薬がある。
- 抗生物質(全て処方箋必要)
- ロキソプロフェン(日本のロキソニン)
- 睡眠導入剤
- 強めのステロイド外用薬
- コデイン含有の咳止め
GP(一般開業医)を受診すれば、診察料SGD 20〜40で処方箋を出してもらえる。
日本から持ち込める薬
シンガポールに入国する際、個人使用目的で3ヶ月分までの医薬品を持ち込むことができる(HSA: Health Sciences Authority規定)。ただし以下は要注意。
- コデイン含有薬(一部の風邪薬・咳止め): 持ち込み量に制限あり
- 向精神薬(デパス等): 医師の英文処方箋を携帯すること
- ステロイド含有薬: 量が多い場合はHSAへの事前申告が推奨
常用薬がある場合は、赴任前に医師に英文の処方箋(Drug Name + Dosage + Purpose)を作成してもらっておくと、税関で止められた際にスムーズだ。
薬局の薬剤師に相談する
シンガポールの薬局には薬剤師(Pharmacist)が常駐しており、症状を伝えれば適切な市販薬を選んでくれる。英語で「I have a headache and need something similar to Japanese ibuprofen」と言えば通じる。成分は国際共通だ。パッケージが違うだけで中身は同じ化学物質だと理解すれば、現地の薬局を使いこなせるようになる。