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お金・税金

シンガポールから日本へ送金——DBS・OCBC・UOBの手数料とMAS規制の現実

シンガポール在住者が日本に送金する際の現地銀行(DBS/OCBC/UOB)手数料とMAS規制の実態。Wiseとの比較は送金ガイド本編を参照。

2026-04-12
送金シンガポールDBSOCBC銀行

この記事の日本円換算は、1SGD≒115円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(SGD)の金額を基準にしてください。

月1回送金で5年後に49万円の差が出る——Wiseと銀行の比較・試算は海外送金ガイド年間コスト積み上げ試算を参照。この記事ではシンガポール固有の手続き・規制を扱う。

シンガポール現地銀行の送金手数料

DBS・OCBC・UOBの3メガバンクが日本向け国際電信送金(SWIFT送金)を提供している。

銀行手数料目安(片道)備考
DBSSGD 20〜35 + 為替スプレッドDBS Treasures顧客は優遇あり
OCBCSGD 20〜30 + 為替スプレッドOCBCアプリから手続き可
UOBSGD 20〜40 + 為替スプレッド金額・送金先によって変動

銀行の為替レートはミッドマーケットレートより通常1〜2%不利に設定されている。SGD 3,000(約34.5万円)を送金する場合、手数料と為替スプレッドを合わせた実質コストはSGD 60〜100程度になることがある。

MAS(通貨管理局)の規制

シンガポールの中央銀行であるMAS(Monetary Authority of Singapore)は国際送金を原則自由としており、日常的な送金に特別な申告義務はない。

ただし、Money Service Business(MSB)ライセンスを持たない業者を通じた大口送金は制限対象になる。Wiseや現地銀行など、ライセンス保有事業者を通じた送金であれば問題ない。

CPFからの送金は不可

シンガポールの強制積立年金制度であるCPF(Central Provident Fund)の残高は、海外への直接送金には使えない。CPFは原則としてシンガポール国内での用途(住宅・医療・退職)に限定されており、日本への送金目的での引き出しはできない。

税務上の扱い

シンガポール居住者(EP・S Pass保持者)がシンガポール国内で稼いだ給与を日本に送金する場合、送金行為自体に税務上の問題は生じない。日本への申告義務が発生するかどうかは、日本側の非居住者判定による。詳細は日本確定申告ガイド(全国共通)を参照のこと。


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