教育
日本人学校vsインターナショナルスクール|タイで子どもをどこに通わせるか
バンコク在住の日本人家庭が直面する日本人学校とインターナショナルスクールの選択を、帰国・進路・コスト・言語習得の観点から解説。
2026-04-12
日本人学校インターナショナルスクール教育子育てタイ
この記事の日本円換算は、1THB≒4.4円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(THB)の金額を基準にしてください。
「日本人学校とインターナショナル、どっちにする?」——バンコクに子連れで来た家庭が最初に直面する選択だ。正解は一つではないが、判断基準は意外と整理できる。
一番重要な問い:いつ日本に帰るか
この選択は「帰国後の進路」から逆算するのが最も合理的。
- 2〜3年以内に帰国確定: 日本人学校。日本のカリキュラムに沿った教育で、帰国後の学校接続がスムーズ
- 帰国時期未定・長期滞在予定: インターナショナルスクールの検討価値が高まる
- 海外大学進学を視野に: IBカリキュラムのインターナショナルスクールが選択肢になる
日本人学校のメリット・デメリット
メリット
- 日本のカリキュラム・教科書使用。帰国後に学習の空白が生じにくい
- 日本語環境の維持が容易
- 駐在員家庭のコミュニティが形成されており、保護者間の情報共有がしやすい
- 費用がインターナショナルスクールより安い
デメリット
- 英語力の伸びが限定的(第二言語としての英語教育はあるが、インター校には及ばない)
- タイ語を学ぶ機会が少ない
- 長期滞在や現地定着を志向する場合には合わない
インターナショナルスクールのメリット・デメリット
メリット
- 英語環境で英語力が伸びやすい(子どもは1〜2年で日常会話レベルになることが多い)
- 国際的な視野・多国籍の友人ネットワーク
- IBなど国際資格で海外大学進学を目指せる
- タイ人・欧米人・アジア系の多様な同級生との交流
デメリット
- 授業料が高い(年間100万〜300万円超のケースも)
- 日本語維持のための別途対策が必要(補習校・自宅学習等)
- 帰国後、日本の学校への再接続が難しいことがある
日本語補習校という選択肢
インターナショナルスクールに通わせながら、土曜日に日本語補習校(バンコク補習授業校等)に通わせる「二重通学」を選ぶ家庭もある。
費用は追加でかかるが、英語力と日本語・日本教育の両立を図る折衷案として一定の支持がある。
実際の判断フローチャート
帰国時期が明確(2〜3年) → 日本人学校
↓
帰国時期未定 → 英語重視 → インターナショナルスクール
↓
長期タイ滞在 or タイ語習得重視 → タイ現地校を検討
どの選択肢も「完璧な正解」ではなく、家族の状況と優先順位によって変わる。重要なのは、入学後に後悔しないよう事前に見学・在校生保護者からの情報収集をすること。バンコク日本人商工会議所や日本人コミュニティのSNSグループで生の情報が得やすい。
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