チャトゥチャック市場——週末市の規模と在住者の使い方
バンコクのチャトゥチャック週末市は面積約14ヘクタール・約15,000店舗が集まるアジア最大規模の市場。観光地としてだけでなく、在住者の日常の買い物場所としても機能している。
この記事の日本円換算は、1THB≒4.3円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(THB)の金額を基準にしてください。
「アジア最大の週末市場」という説明は、行ってみると実感より小さく聞こえる。
チャトゥチャック(JJ Market)の規模は、面積約14ヘクタール、出店数約15,000店舗。衣類、家具、食器、観葉植物、ペット、アンティーク、食品——ジャンルはほぼ無限にある。初めて行くと、自分がどのエリアにいるのか分からなくなる。
土曜・日曜の午前9時〜午後6時に開催される(一部は金曜から)。BTSモーチット駅かMRTカンペンペット駅が最寄りだ。
在住者の使い方
観光客はバッグ・服・雑貨の値段交渉を楽しむ目的で来ることが多い。在住者の使い方は少し違う。
植物・インテリア
コンドミニアムに観葉植物を置きたいなら、チャトゥチャックは定番の調達先だ。ゴムの木、モンステラ、パキラ等の定番品から、珍しい種まで揃っている。価格は外のフラワーショップより安いことが多く、THB 50〜200(215〜860円)程度から見つかる。
食器・調理道具
タイ製の陶器や土鍋、調理道具コーナーもある。日本での引っ越し後のことを考えて重くなりすぎないよう注意が必要だが、手頃な値段でいいものが見つかる。
アンティーク・中古家具
チャトゥチャックの奥の方にアンティーク家具・インテリア雑貨のゾーンがある。タイ様式の木彫り品、仏教関連の置物、昔の生活道具等が並ぶ。価格は交渉次第で変わる。
ペット
ペットコーナーには犬・猫・鳥・熱帯魚など様々な動物が売られている。ただし、このコーナーはアニマルウェルフェアの観点から批判を受けることもあり、動物の状態を見極める目が必要だ。
実用的な注意点
暑さ対策が必要: チャトゥチャックには屋外・半屋外エリアが多い。午前中の早めの時間帯(開場直後)か夕方近くが比較的涼しい。
現金を持って行く: カード不可の店がほとんど。ATMは場内にあるが混雑することがある。
値段交渉は普通: 定価がない店では交渉が当たり前。ただし強引にならず、笑顔で。
道に迷う前提で行く: スマートフォン向けのJJマップアプリや、場内の案内板でセクション番号を確認しながら動くのがいい。
在住者にとっての位置づけ
チャトゥチャックは週末の生活の一部として機能している。新しいコンドミニアムに引っ越したときの家具調達、友人が来日した際の観光案内、休日の散歩がてらの植物購入——用途は人によって様々だ。
観光地でありながら、在住者の生活の中に自然に溶け込んでいる場所という点で、バンコクらしい場所のひとつと言えるかもしれない。