Kaigaijin
海外在住日本人のメディア
祭り・イベント

ソンクラーン2026の楽しみ方と在住者の準備

毎年4月13〜15日のタイ正月・ソンクラーン。観光客向けの水かけ祭りだけでない、タイ人の家族行事としての側面と、バンコク在住者が3日間をどう過ごすかを整理する。

2026-04-27
ソンクラーンタイ正月祭りバンコク

この記事の日本円換算は、1THB≒4.3円で計算しています(2026年4月時点)。

2026年のソンクラーンは4月13〜15日。バンコクでは公式の祝日は3日間だが、実態は前後も含めて1週間近く「半休戦状態」になる都市だ。行けば濡れる、いないと寂しい——在住者の間でも毎年評価が割れる時期でもある。

ソンクラーンとは何か

ソンクラーンはタイ語で「移行」を意味し、太陽が牡羊座に移る時期に当たる旧暦の正月。本来は年長者に敬意を示す「ロットナーム・ダムフア(水をかけて清める儀式)」であり、寺院での読経、砂の仏塔作り、家族が集まる帰省の行事だ。

「水かけ祭り」として世界的に有名になったのはここ数十年の話で、特に観光業の発展とともにSilom RoadやKhao San Roadが国際的な水かけ合戦の会場になった。地方によってはより静かな形で祝われる。

バンコクのソンクランスポット

シーロム(Silom)エリア:最大規模の水かけ会場。BTSシーロム線沿いで、外国人観光客が最も集まる。ステージ音楽・屋台・水かけが一体化した「フェスティバル」の様相。

カオサンロード(Khao San Road):バックパッカー色が強く、昼から水かけが始まる。泡パーティーになることも。

RCA・エカマイ近辺:タイ人若者向けのクラブイベントが集中する。夜の水かけパーティーに参加したい場合はこのエリア。

チェンマイ(バンコクから北へ約700km):ソンクラーン発祥の地とも言われ、お堀(護城河)沿いの水かけが有名。バンコクより「タイらしい」雰囲気を求める在住者が移動することも多い。

在住者の3日間パターン

バンコクにとどまる派 市内の水かけエリアに参加する、もしくは逆に意図的に家に籠もる。多くの飲食店・スーパーが閉まるため、3日分の食材を事前に購入しておく必要がある。外出すれば確実に濡れる。スマートフォンの防水対策(防水ケース)は必須。

チェンマイや地方へ移動する派 バンコクを離れてタイの地方文化を体験する選択肢。チェンマイ行きの飛行機はソンクラーン前後で高騰する(通常の2〜3倍も)。早めの予約が必要だ。

国外脱出派 マレーシア・シンガポール・日本などに短期旅行で出る在住者も一定数いる。「毎年ソンクラーンは近隣国旅行」というパターンを持つ人もいる。

準備リスト

  • 防水スマートフォンケース(100〜200バーツ / 430〜860円)
  • 着替え3セット以上(確実に複数回濡れる)
  • 現金(ATMが混雑するため前日までに確保)
  • 食料の備蓄(コンビニは開いているが品薄になることも)
  • 車の運転は極力避ける(道路が混雑、水かけ対象になることも)

ソンクランは在住年数が長くなるほど「街が変わる特別な時期」として楽しめるようになる。最初の年は圧倒されても、慣れれば1年のリズムの一部になっていく。

コメント

読み込み中...