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タイで長期滞在するビザの選択肢——観光ビザからLTRまで整理する

タイには長期滞在向けのビザが複数あり、状況によって選択肢が異なる。観光ビザの延長、退職者ビザ(リタイアメント)、就労ビザ、LTRビザの条件と特徴を比較します。

2026-06-09
ビザ長期滞在タイ移住

この記事の日本円換算は、1THB≒4.3円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。

「タイに長く住みたい」と思ったとき、選択肢は一つではない。

目的(仕事・退職・デジタルノマド)、年齢、資産状況によって、適切なビザが異なる。日本のように「永住権を取れば解決」とは違い、タイのビザ事情は常に変化しており、定期的な確認が必要だ。

観光ビザと入国スタンプ

日本のパスポートでタイに入国する場合、陸路30日・空路30日(変更の可能性あり)のビザなし入国ができる。

延長は在タイのイミグレーション(移民局)で1回30日(500THB)が可能。ただし「アンダーコンシダレーション」(判断保留)になるケースもある。

「ビザラン(近隣国に出てすぐ戻る)」でリセットし続ける方法は、かつては広く行われていたが、現在は頻度によって入国拒否のリスクがある。

ノンイミグラントビザ(Non-B:就労)

タイで合法的に働くにはNon-Bビザ+ワークパーミット(労働許可証)が必要だ。

雇用主(タイ法人)がスポンサーになり、在日タイ大使館または在タイ時に申請する。外国人1名に対しタイ人4名雇用が条件(一般的な規定)など、企業側の義務もある。

リタイアメントビザ(OA・OX)

Non-Immigrant OA(退職者ビザ):50歳以上が対象。タイ国内の銀行口座に80万THB以上を預けるか、年金証明が必要(条件は変更される可能性がある。在日タイ大使館公式で確認)。1年更新で在留できる。

海外リタイアを考える日本人の間で人気の高いビザで、コストが低いタイで年金生活を送るという選択肢として機能している。

LTR(Long-Term Resident)ビザ

2022年に導入された比較的新しいビザ。「豊かな人材・投資家・リタイア高所得者・デジタルノマド(リモートワーカー)」の4タイプがある。

条件は厳しく(例:年収80,000USD以上のリモートワーカー向けなど)、一部のカテゴリはかなり限られた層が対象だが、取得できれば10年間の在留が可能で、労働許可が得やすいなどのメリットがある。

ビザ状況は常に変わる

タイのビザ制度は頻繁に変更される。特に「ビザラン」「入国スタンプの有効期間」「リタイアメントの保証金条件」などは、タイ当局の方針転換により変わることがある。

このテキストは執筆時点(2026年5月)の情報を参考にしたものだが、渡航・滞在計画時には必ずタイ王国大使館または現地移民局の最新情報を確認してほしい。

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