台湾で銀行口座を開く:外国人の手続きと使いやすい銀行の選び方
台湾での長期滞在に欠かせない銀行口座。外国人が開設できる条件・必要書類・おすすめの銀行と、ATM・送金の実用情報を整理した。
この記事の日本円換算は、1TWD≒4.7円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。
台湾に長期滞在すると、現金払い・海外カード払いだけでは不便な場面が増えてくる。家賃の振込、光熱費の支払い、台湾のオンラインサービスへの決済……。台湾の銀行口座があると一気に楽になる。
外国人が口座を開けるか
居留証(居留許可証)を持つ外国人は、一般的に台湾の銀行で口座を開設できる。ただし銀行・支店・担当者によって対応に差があり、一部の銀行では外国人の口座開設を断るケースも聞かれる。
必要書類の目安(銀行によって異なる)
- パスポート
- 居留証(居留許可証、ARCまたはAPRC)
- 台湾の住所証明(在留カード上の住所・家賃契約書等)
- 台湾の電話番号(SIM)
観光ビザ・短期滞在者は原則として口座開設が難しい場合が多い。
おすすめの銀行
中國信託商業銀行(CTBC)
外国人対応が比較的充実。英語サービスがある支店が多く、台北中心部にも多数ある。
台灣銀行(Bank of Taiwan)
国営銀行で安定感がある。日本語対応の窓口がある支店も一部ある(要確認)。
台北富邦銀行(Taipei Fubon Bank)
台北市内の支店が多く使いやすい。
郵便局(中華郵政)
日本の郵便貯金に相当。ATMが全国に広く、国際送金サービスも扱っている。
ATMと現金事情
台湾のATMは7-ELEVEN・ファミリーマート全店にあり、VISA/Mastercardの海外カードからの引き出しが可能。1回の引き出し上限は30,000TWD(141,000円)程度のことが多い。
手数料は、海外カードの場合は台湾銀行側から100TWD(470円)程度と、自分のカード会社から別途手数料がかかることが多い。
国際送金
台湾から日本への送金は、銀行窓口送金・Wise(旧TransferWise)・Western Unionが選択肢。
Wiseは手数料が低く、オンラインで手続きが完結するため在住者に人気がある。台湾の銀行口座からWiseへのリンクが必要になるが、手順はWiseの公式ガイドで確認できる。
台湾の電子マネー
悠遊カード(EasyCard、ヨウヨウカード)は台湾版ICカード。MRT・バス・コンビニ・一部の飲食店で使える。空港・駅・コンビニで購入(デポジット100TWD+チャージ残高)でき、旅行者でもすぐ使える。
長期在住者は「悠遊付(EasyCard ウォレット)」機能を使って銀行連携やオートチャージを設定できる。
銀行口座は台湾生活の「動脈」だ。最初の手続きが面倒でも、開設してしまえば日常の支払いが格段に楽になる。入国直後よりも、居留証が手元に来てから落ち着いて開設しに行くのが現実的な順序だ。