Kaigaijin
海外在住日本人のメディア
医療・保険・健康

台湾の健康診断パッケージ完全ガイド——NHI無料健診から自費人間ドックまで

台湾では全民健康保険(NHI)で無料の基本健診が受けられます。自費の人間ドック(健檢套餐)の費用・内容・主要病院の比較、予約の流れを在住者向けに解説します。

2026-05-30
健康診断人間ドックNHI健檢病院

この記事の日本円換算は、1TWD≒4.8円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(TWD)の金額を基準にしてください。

台湾に住んでいるのに健康診断を受けていない在住日本人は意外と多い。日本では会社の定期健診があるが、台湾の現地企業では健診を福利厚生に含めていないケースも珍しくない。しかし台湾の健康診断は日本の人間ドックと比べて半額以下で受けられることが多く、活用しない手はない。

NHI(全民健康保険)の無料健診

全民健康保険に加入していれば、以下の無料健診が受けられる。

対象年齢頻度内容
40〜64歳3年に1回身体検査、血液検査(血糖・コレステロール・肝機能・腎機能)、尿検査
65歳以上年1回上記と同じ
特定疾患リスク者年1回対象者は別途通知

40歳未満は無料健診の対象外。この場合は自費で健診を受けることになる。

自費の人間ドック(健檢套餐)

台湾の大手病院は「健檢中心」(健康診断センター)を併設しており、パッケージプランを提供している。

プラン内容費用(目安)
基本套餐血液検査、尿検査、胸部X線、心電図、腹部超音波5,000〜10,000 TWD(約24,000〜48,000円)
進階套餐基本+胃カメラ(大腸内視鏡オプション)、腫瘍マーカー15,000〜25,000 TWD(約72,000〜120,000円)
全身套餐進階+CT/MRI、心臓超音波、甲状腺検査30,000〜60,000 TWD(約144,000〜288,000円)

日本の人間ドック(基本コース3〜5万円、PET-CT付きで10〜20万円)と比べると、検査内容が同等で費用が5〜7割程度。

主要病院の健檢センター

台北で日本人在住者が利用しやすい病院。

  • 台大醫院(National Taiwan University Hospital): 最高峰の医療機関。健檢は人気で予約が取りにくい。英語対応可能な医師が多い
  • 長庚醫院(Chang Gung Memorial Hospital): 林口・台北に拠点。設備が新しく、プランの選択肢が多い
  • 馬偕醫院(Mackay Memorial Hospital): 台北駅近く。アクセスが良い
  • 國泰綜合醫院(Cathay General Hospital): 仁愛路沿い。VIPプランあり

予約の流れ

  1. 病院のウェブサイトまたは電話で健檢センターに連絡
  2. プランを選択。事前に問診票(中国語)を記入
  3. 健診当日は前夜21時以降絶食。朝8時頃に来院
  4. 検査は3〜5時間。胃カメラを含む場合は午前中いっぱいかかることも
  5. 結果は1〜2週間後に郵送またはオンラインで閲覧

日本語対応: 一部の病院では日本語通訳を手配できるが、事前予約が必要。日本語対応を明記しているのは少数で、英語での対応が現実的。

日本の健診との違い

  • バリウム検査がない: 台湾では胃の検査は胃カメラが主流。バリウムは提供されないことが多い
  • 検査結果のフォローが手厚い: 異常が見つかった場合、同じ病院の専門科に直接紹介してもらえる
  • 土曜健診がある: 平日に休めない人向けに土曜日の健診を実施している病院がある

コメント

読み込み中...