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火鍋(ホーグオ)——台湾の鍋文化はなぜこんなに多様なのか

麻辣鍋・臭豆腐鍋・薬膳鍋・昆布出汁……台湾の火鍋(ホーグオ)文化は深く、個人鍋・食べ放題・高級火鍋と選択肢も豊富だ。台湾鍋文化の全体像を解説する。

2026-06-22
火鍋鍋料理台湾グルメ

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台湾で「今夜、何食べる?」という会話の答えが「火鍋(ホーグオ)」になる頻度は相当高い。年間を通じて食べられるが、雨の日・少し涼しい日・なんとなく疲れた夜に特に選ばれる。

台湾火鍋の多様なスタイル

麻辣鍋(マーラーグオ): 四川料理の影響を受けた麻辣(しびれ辛い)スープ。花椒の痺れが特徴。台湾版は中国・四川の麻辣鍋より辛さのコントロールが広い。

臭豆腐鍋: 台湾名物の臭豆腐を入れた鍋。臭豆腐の発酵した独特の香りがスープに溶け込む。好き嫌いが分かれるが、台湾人には根強いファンが多い。

薬膳鍋(藥膳火鍋): 漢方薬材を入れた滋養強壮スープ。当帰・枸杞・紅棗などが入り、体を温める効果を期待して食べる。秋冬に特に人気。

個人火鍋(個人小鍋): 一人鍋形式で、各自の小鍋に自分好みの具を入れる。一人で来店しやすく、清潔感もある。「呷哺呷哺(シャーブーシャーブー)」などのチェーンが全国展開している。

価格帯の幅広さ

火鍋の価格幅は広い。個人鍋の食べ放題は200〜400 NTD(940〜1,880円)程度から(推定)。高級火鍋店では一人1,500〜3,000 NTD(7,050〜14,100円)を超えるケースもある。

タレ(沾醬、ジャンジャン)の自由度

台湾の火鍋店は「タレコーナー」が充実している。醤油・ゴマだれ・花椒油・豆板醤・生姜・ニンニク・パクチー——自分好みにブレンドするのが台湾流だ。「타レの作り方」を教える動画がYouTubeにあるほど、タレへのこだわりは文化になっている。

在住日本人が「台湾で一番好きな食べ物は火鍋」と言うケースは多い。選択肢の多さと、好きなものを好きなだけ食べられる自由度が、長く飽きない理由だ。

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