梅雨と黴(カビ)——台湾の高湿度生活で知っておきたいこと
台湾の梅雨(梅雨季)は4〜6月。湿度が連続して80〜90%を超える日が続き、カビが生える速度は日本の比ではない。在住者の実践的な除湿・防カビ対策を紹介する。
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台湾に来た日本人が最初に驚くことの一つが、湿気だ。台北の梅雨期(梅雨季、メイユージー)は4月下旬〜6月頃まで続く。この時期、湿度が80〜90%を超える日が珍しくなく、何もしなければ部屋の隅にカビが生える。
台湾の湿気が日本以上な理由
台湾は亜熱帯に位置し、海洋性の影響を強く受ける。北部の台北は特に湿気が多く、年間を通じて相対湿度が高い。
山に囲まれた盆地という台北の地形が、湿度の高い空気を閉じ込めやすい。梅雨期は霧雨が断続的に降り続け、洗濯物が外で乾かないことも多い。
カビ対策の現地知恵
除濕機(除湿機)は必需品: 台湾のホームセンター(大潤發、好市多)では除濕機コーナーが充実している。1〜2DKの部屋なら一台1万〜2万 NTD(4,700〜9,400円)程度の機種が一般的(推定)。
乾燥剤(除濕包): クローゼット・靴箱・引き出しに入れる乾燥剤が豊富に市販されている。台湾のスーパーでは年中売られており、日本より種類が多い。
冷氣(エアコン)の除湿モード: 台湾のエアコンには「乾燥(除湿)」モードが備わっているものが多い。冷房より電力消費が少なく、湿度を下げるのに効果的とされる。
洗濯後の乾燥: 乾燥機(烘衣機、ホンイージー)は台湾でも普及している。コインランドリーも各地にある。梅雨期に洗濯物を部屋干しすると湿度がさらに上がるため、乾燥機の使用が推奨される。
長期在住者の教訓
「引越し初日に除湿機を買え」というのが、台北在住の先輩日本人からの定番アドバイスだ。特に築古のマンションや山沿いの物件は湿気が強い傾向がある(推定)。物件選びの段階で「北向き・低層階・山沿い」は要注意だ。