ビザ・在留資格
台湾の永住権(永久居留)取得ガイド|条件・手順・メリットと現実
台湾の永久居留(永住権)の取得条件・申請手順・必要書類・メリット・デメリットを在住日本人向けに解説。
2026-04-12
永住権永久居留在留資格ビザ台湾
この記事の日本円換算は、1TWD≒4.7円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(TWD)の金額を基準にしています。
台湾の永久居留(永住権)は取得しやすい部類に入るが、「台湾に住み続ける」という意志が問われる制度でもある。毎年183日以上在台という要件は、日本と行き来する生活スタイルだとハードルになる。
永久居留の主な取得ルート
| ルート | 主な条件 |
|---|---|
| 一般居留者(就労・投資等) | 5年以上合法的に在留、年183日以上在台 |
| 台湾人配偶者 | 婚姻後5年(うち3年以上台湾在住) |
| ゴールドカード保持者 | 3年以上の合法在留、年183日以上在台 |
| 高度専門人才(ハイスペック人材) | 特定の条件下で要件緩和あり |
最も一般的なルートは、就労ビザで5年以上在留し、そのうち毎年183日以上台湾に滞在した実績があること。
年183日以上の要件が意味すること
1年間のうち183日(約6ヶ月)以上台湾に在台していなければ、その年のカウントがリセットされます。
日本への帰国が多い駐在員スタイルの場合、この要件をクリアするのが難しいことがあります。一方、台湾をメイン生活拠点にしているフリーランスや現地採用者には達成しやすい条件です。
申請書類(一般的なケース)
- パスポート(原本・コピー)
- 居留証(ARC)
- 在台期間を証明する書類(出入国記録等)
- 犯罪歴がないことの証明(警察証明)
- 健康診断書
- 経済的自立の証明(給与証明・納税証明等)
- 写真
書類は移民署(移民局)に提出します。申請手数料はTWD 10,000(約47,000円)程度。
永久居留のメリット
- ビザ更新不要:居留証の更新手続きが年1回から大幅に削減される
- 就労制限なし:職種・雇用主の制限がなくなる
- 金融・契約手続きが楽になる:銀行・不動産・契約時に居留資格の証明が容易になる
- 台湾への帰属感:長期的に台湾で生活する意志表示として機能する
注意点
永久居留証を取得後も、台湾籍は得られません(台湾国籍の申請は別途、より長期の要件があります)。また、日本国籍は当然維持されます。
取得後も、5年間で累計1,000日以上台湾に在住しなければ永久居留が取り消される可能性があります。長期の海外赴任や日本への引き上げが予想される場合は注意が必要です。
ゴールドカード保持者の場合
ゴールドカード(就業ゴールドカード)は永住申請の期間カウントに算入されます。ゴールドカードで3年在台後、要件を満たせば永久居留を申請できます。
台湾でのキャリア・生活基盤を着実に築いている人にとって、永久居留は選択肢として十分に検討する価値があります。
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