台湾でバイクに乗る——外国免許の使い方と取得方法
台湾は原付・スクーターが主要な移動手段。外国人が台湾でバイクを運転するための免許換算・取得方法・注意点を解説。日本の免許との対応関係も含めて説明する。
この記事の日本円換算は、1TWD≒4.8円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(TWD)の金額を基準にしてください。
台湾の信号が青になる瞬間、スクーターの大群が一斉に動き出す。
台北でもタイナンでも、原付・スクーターは台湾人の移動手段の中心だ。路線バスやMRTが整備されているが、それでも「バイクに乗れると圧倒的に行動範囲が広がる」と感じる在住外国人は多い。
日本の免許は台湾で使えるか
日本の普通自動車免許は、台湾での国際免許証(国際運転免許証)と組み合わせることで、自動車の運転には利用できる場合がある。
ただし、バイク(原付含む)は別免許だ。日本でいう「原付免許」相当は、台湾では「普通重型機車」「輕型機車」として別に区分されており、日本の自動車免許の国際免許証では原則としてバイクを運転することはできない。
台湾でバイク免許を取る
台湾に居留証(ARC)を持つ外国人は、台湾でバイク免許(機車駕照)を正式に取得することができる。
主なステップ
- 筆記試験(書面測驗): 交通法規に関する試験。中国語または英語で受験できる(試験場によって異なる)。問題集は監理所のウェブサイトから入手可能
- 場内技能試験: 台湾の監理所(Motor Vehicle Office)のコースで実技試験を受ける
- 免許証交付: 合格後に台湾のバイク免許が交付される
筆記試験の問題は公開されており、繰り返し練習することで合格率は高い。台湾の交通法規を日本と比較しながら学ぶのが効率的だ。
費用はTWD 400〜600(1,920〜2,880円)程度(試験料・免許交付料)。
125cc超のバイクには上位免許が必要
台湾でよく見かける規格ごとに区分が異なる。
| 区分 | 排気量 |
|---|---|
| 輕型機車 | 50cc以下 |
| 普通重型機車 | 51〜250cc |
| 大型重型機車 | 251cc以上 |
多くの在住者が乗るのは50cc〜125ccの原付スクーターで、これには「普通重型機車」の免許が必要になる(125ccは普通重型機車の区分)。
安全と現実
台湾のバイクは便利な反面、交通事故リスクは高い。特に「スクーターのすり抜け」「右直事故」が頻発しており、ヘルメット着用は法律で義務付けられている。
レンタルバイクで試乗してから購入を検討するか、台北市内ならUbike(Youbike)の電動自転車と組み合わせた移動も選択肢だ。
免許取得と合わせて、任意保険への加入も確認しておくことを勧める。