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アメリカの夏休みは「3ヶ月ある」——親が困る長い夏休みとサマーキャンプ産業

アメリカの公立学校の夏休みは6〜8月の約3ヶ月。この間、働く親はどう子どもを預けるか。サマーキャンプ産業の規模、Daycamp、在米日本人の夏の子育て事情を解説する。

2026-07-21
夏休み子育て教育

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アメリカの公立学校の夏休みは6月上旬〜8月下旬まで、約3ヶ月ある。この間、学校が機能しないため、共働き・一人親家庭にとって「子どもをどう預けるか」が夏最大の課題になる。

日本の夏休みは約6週間(7月中旬〜8月末)で、学校のプール開放・登校日もある。アメリカの「完全停止する3ヶ月」は質が違う。

サマーキャンプ産業の規模

この問題に応えるのがサマーキャンプ産業だ。アメリカには推定で1万2,000以上のサマーキャンプが存在するとされる(American Camp Association等の情報より)。

「Sleepaway Camp(泊まり込みキャンプ)」と「Day Camp(日帰りキャンプ)」の2種類がある。Sleepaway Campは1〜2週間単位で山や湖のキャンプ場に子どもを送り出す。Day Campは平日のみ通う通所型で共働き家庭に対応している。

Day Campの費用は週あたり$300〜$700(約47,100円〜109,900円)程度。Sleepaway Campは2週間で$3,000〜$7,000(約471,000円〜1,099,000円)程度になることがある(テーマ・設備によって大きく差がある)。

テーマキャンプの多様性

アメリカのサマーキャンプはテーマが多様だ。科学・STEM特化、アート、スポーツ、演劇、コーディング、音楽、乗馬——ありとあらゆる分野のキャンプが存在する。

宗教系(ユダヤ教、キリスト教等)のキャンプも多く、特定の宗教コミュニティが運営するものは安価なことがある。

在米日本人の夏の選択

在米日本人家庭で子どもがいる場合、夏休みの過ごし方はいくつかのパターンがある。

日本への一時帰国: 夏休みを利用して1〜2ヶ月日本に帰国し、日本の祖父母・親戚と過ごす。日本語維持にもなる。

サマーキャンプ利用: アメリカのサマーキャンプに参加させ、英語環境での体験を積む。在米での生活基盤が安定している家庭に多い。

Japanese Language Camp: 日系コミュニティが主催する日本語・日本文化を学ぶサマーキャンプも各地にある。日本語と日系コミュニティの両方を維持できる選択肢だ。

3ヶ月の夏休みをどう過ごすかは、在米日本人の子どものアイデンティティ形成にも関わる選択になる。

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