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アメリカのアパートに洗濯機がない——コインランドリー通いという日常

アメリカの賃貸アパートの多くには室内洗濯機がない。コインランドリー(laundromat)の使い方、相場、代替手段、洗濯乾燥機付き物件の探し方まで、在米日本人の洗濯事情を解説。

2026-05-26
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この記事の日本円換算は、1USD≒155円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(USD)の金額を基準にしてください。

渡米して最初に驚いたことは何かと聞くと、「アパートに洗濯機がない」と答える日本人は多い。

東京のワンルームにも洗濯機置き場はある。しかしニューヨークやサンフランシスコの賃貸アパートでは、室内に洗濯機がない物件が過半数を占める。

なぜ室内洗濯機がないのか

理由は主に3つ。配管が古い建物(特に築50年以上のビル)は洗濯機の排水に対応していない。水漏れリスクを嫌うオーナーが設置を禁止している。そして、共用ランドリールームやコインランドリーが「当然ある」という前提で都市が設計されている。

日本の「各戸に洗濯機」は、実は世界的に見るとかなり恵まれた環境だ。

コインランドリーの使い方と相場

項目費用
洗濯機(1回)$2.00〜$5.00(約310〜775円)
乾燥機(30〜45分)$1.50〜$3.50(約233〜543円)
洗剤(持参推奨)自販機だと$1.00〜$2.00

週1回の洗濯で月$15〜$35(約2,325〜5,425円)。年間にすると$180〜$420(約27,900〜65,100円)の支出になる。

支払いはクォーター(25セント硬貨)が定番だったが、最近はカード対応の機械やアプリ払い(CSC ServiceWorks等)が増えている。

アパート内の共用ランドリールーム

中〜大規模のアパートビルには共用のランドリールームがあることが多い。ここは住人専用で、コインランドリーより若干安い。

ただし台数が限られているため、週末の午前中は混雑する。洗濯物を入れたまま放置すると、他の住人に取り出されてカウンターに置かれる。これは暗黙のルールだ。

代替手段

Wash & Fold サービス: コインランドリーの中には、重量制で洗濯を代行するサービスを提供している店がある。$1.50〜$2.50/ポンドが相場。1回の洗濯が10ポンドだとすると$15〜$25(約2,325〜3,875円)。

洗濯代行アプリ: Rinse、Cleanly(一部都市)などが集荷・配達してくれる。ただし1回$30〜$50かかるので日常使いには高い。

物件探しのポイント

賃貸サイト(Zillow、Apartments.com)で「In-Unit Laundry」のフィルターをかければ、室内洗濯機付きの物件だけを検索できる。

ただし室内洗濯機付きは家賃が$100〜$200/月高くなる傾向がある。コインランドリーの月額コスト$20〜$35と比較して、どちらが経済的かは住む期間次第だ。

週2〜3回洗濯する家庭や、小さな子どもがいる家庭は、多少家賃が上がっても室内洗濯機付きを選ぶ価値がある。深夜の洗濯が自由にできるだけで、生活の自由度がまるで違う。

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