手続き・届出
アメリカの郵便転送サービス——引っ越し・一時帰国・州またぎに使えるMail Forwarding完全ガイド
アメリカ国内の引っ越し、日本への一時帰国、州をまたぐ移動時に使えるUSPSの郵便転送(Mail Forwarding)とバーチャルメールボックスの設定方法・費用・注意点を解説。
2026-05-26
郵便転送引っ越しUSPS一時帰国住所変更
この記事の日本円換算は、1USD≒155円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(USD)の金額を基準にしてください。
アメリカの銀行、保険会社、DMV(車両管理局)は郵便で重要書類を送ってくる。メールやアプリで完結しそうなものだが、紙の郵便物はまだ消えていない。
引っ越し、一時帰国、州をまたぐ転勤。住所が変わるたびに、この郵便物の行き先を管理する必要がある。
USPSの郵便転送(Change of Address)
米国郵便公社(USPS)が提供する無料の転送サービス。旧住所宛の郵便物を新住所に自動転送してくれる。
申請方法
- オンライン: usps.com でChange of Addressを申請。本人確認料$1.10がかかる
- 郵便局窓口: PS Form 3575に記入して提出(無料)
転送期間
- ファーストクラスメール: 12ヶ月間転送(延長可)
- パッケージ: 12ヶ月間転送
- マガジン・カタログ: 60日間のみ
転送期間が過ぎた郵便物は「Return to Sender」で差出人に戻される。
注意点
- 転送先は米国内の住所のみ。日本の住所には転送できない
- 政府機関の郵便(IRSなど)は転送されないことがある
- 転送開始まで7〜10営業日かかる
バーチャルメールボックス——長期不在の解決策
一時帰国や長期出張で米国を離れる場合、バーチャルメールボックスが便利だ。
| サービス | 月額 | 特徴 |
|---|---|---|
| US Global Mail | $10〜(約1,550円〜) | テキサス拠点。封筒スキャン無料 |
| Traveling Mailbox | $15〜(約2,325円〜) | 全米25拠点。スキャン+転送 |
| PostScan Mail | $10〜(約1,550円〜) | 全米40拠点。PDF化が早い |
仕組みはこうだ。バーチャルメールボックスの住所を「自分の住所」として使い、届いた郵便物を業者がスキャンしてPDFで送ってくれる。重要書類は実物を日本の住所に転送してもらうこともできる(国際送料は別途)。
州をまたぐ引っ越し時の住所変更チェックリスト
- USPS Change of Address を申請する
- 銀行・クレジットカード会社 に新住所を通知する(オンラインバンキングで変更可)
- DMV で運転免許証の住所変更(州が変わる場合は新しい州のライセンス取得が必要)
- 雇用主 に新住所を通知する(W-2の送付先が変わる)
- 保険会社(医療保険・自動車保険)に住所変更を通知する
- IRS にはForm 8822で住所変更を届け出る(確定申告の還付金送付先に影響)
州が変わると自動車保険の料率が変わるため、保険会社への通知は忘れずに。住所変更が遅れると、事故時に保険が適用されないリスクがある。
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