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ベトナムのキャッシュレス化——MoMo・ZaloPay・VietQRと現金社会の変化

ベトナムは急速にキャッシュレス化が進んでいる。MoMoは4,000万ユーザーを超え(推定)、QRコード決済が市場・食堂にも普及した。外国人が使えるか、どう使うかを解説。

2026-07-18
キャッシュレスMoMoフィンテック決済

この記事の日本円換算は、1USD≒157円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。

5年前のホーチミンは現金社会だった。食堂もタクシーも市場も、ほぼ全てが現金。今は状況が大きく変わっている。ベンタン市場の露天商でもQRコードのステッカーが貼ってあり、MoMoやZaloPay、VietQRで支払える場所が急増した。

ベトナムの電子決済は、導入スピードが日本よりも速い。

MoMoとは

MoMoはベトナム最大の電子ウォレットアプリで、ユーザー数は数千万人規模とされる(推定)。送金・請求書払い(電気・水道・インターネット)・Grab連携・食料品の支払いまで対応している。

ベトナムの銀行口座と紐付けて使うのが基本だが、外国人がMoMoを使うにはベトナムの銀行口座とベトナムの電話番号が必要になる。

ZaloPay

メッセンジャーアプリ「Zalo」に連携した決済サービス。ベトナム人ユーザーにはZaloが普及しているため、自然な流れで決済に使われている。

VietQR

VietQRは政府が整備した統一QRコード規格で、複数の銀行が共通のQRコードを使って受け取れる仕組みだ。カフェやレストランのテーブルにVietQRのQRコードが貼られており、スキャンして支払金額を入力するだけで決済できる。外国人もベトナムの銀行口座があれば使える。

外国人が使うための準備

まずベトナムの銀行口座(VPBank、BIDV、Vietcombank等)を開設することが前提だ。多くの銀行は外国人でもパスポートとビザで口座開設できる。

口座ができればインターネットバンキングのアプリをインストールし、そこからVietQRやMoMoへのチャージが可能になる。最初の1〜2週間は現金で凌ぎながら、口座開設とアプリ設定を進めるという流れが多い。

現金はまだ必要か

完全キャッシュレスではなく、農村・市場・路上食堂の一部は現金のみの場所が残っている。20万〜50万VND(約12〜30USD相当)を常に持ち歩く習慣は、しばらくは維持しておく方が安心だ。

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