Kaigaijin
海外在住日本人のメディア
食・健康

ベトナムの路上食品衛生——お腹を壊さないために在住者が守っていること

ベトナムの路上食堂は安くて美味しいが、食品衛生のリスクもある。在住者が実際に守っている基準、「食べてOK」「避ける」の判断軸と、食あたりになったときの対処法。

2026-07-23
食の安全屋台衛生健康

この記事の日本円換算は、1USD≒157円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。

ベトナムに来てから1ヶ月、食あたりを一度も経験しなかった人と、3日に1回お腹を壊した人に分かれる。違いは「運」より「習慣」にある。

「ベトナムの食べ物は危ない」でも「何でも食べて大丈夫」でもなく、正しい判断軸を持てば安全に楽しめる。

路上食堂で食べてOKの基準

熱々の状態で出てくるもの:フォー、バインミー、炒め物はほぼ問題ない。沸騰したスープに菌が残ることは少ない。

回転が速い店:客が多く、食材が常に補充されている店は古い食材が残りにくい。閑散とした午後2〜4時の屋台は、常温で放置された食材リスクが上がる。

生野菜は注意:バインミーに挟まる生きゅうり、フォーに添えるもやし、生ハーブなど、洗い方次第で食中毒リスクが上がる。最初の1〜2ヶ月は控えめにするのが無難。

避けた方がいいもの

  • 海産物の屋台(特に夏):気温が高い時期の路上シーフードは生食・半生状態が危ない
  • 長時間出している切り果物:熱帯の果物を長時間常温で晒すと菌が繁殖しやすい
  • 氷(外出先の安い店):飲料の氷は市販の製氷が多いが、不明確な場合は注意

慣れと体の変化

移住から3〜6ヶ月で腸内菌叢が変わり、食あたりしにくくなると感じる在住者が多い。最初は神経質に食材を選んでいた人が、半年後には路上で何でも食べられる体になっているのは珍しくない。

食あたりになったら

ORS(経口補水塩)を飲んで安静にするのが基本対処だ。ベトナムのドラッグストア(Long Châu、Pharmacity等)でORSは入手できる。高熱・血便・嘔吐が続く場合は国際病院での受診が必要だ。

抗生物質を自己判断で使わないこと。ベトナムでは処方箋なしに抗生物質が薬局で買えるが、不適切な使用は耐性菌を生む原因になる。

コメント

読み込み中...