ホーチミンの夜——バーストリート・クラブ・在住者の過ごし方
ブイビエン通りのカオスからローカルクラフトビール、在住者が集まるバーまで。ホーチミンの夜の選択肢と、在住外国人のリアルな過ごし方を紹介します。
この記事の日本円換算は、1VND≒0.006円(10,000VND≒60円)で計算しています(2026年4月時点)。
夜22時のブイビエン通り(Bùi Viện)は、東南アジアで一番うるさい場所のひとつだ。ネオンサイン、爆音の音楽、射撃ゲームを呼び込む声、歩道のビールテーブル。観光客が9割以上を占めるここは、在住者がリピートする場所ではない。
ホーチミンに住む外国人の夜の過ごし方は、もう少し分散している。
在住者が集まる場所
1区のデタム通り周辺(Đề Thám)には、バックパッカー向けではなく在住者向けのバーが点在している。Pasteur Streetブルーイング(1区と3区に複数店舗)はベトナム産クラフトビールの先駆けで、パッションフルーツやジャスミンを使ったIPAなど東南アジアらしいフレーバーが揃う。パイント1杯で9万〜11万VND(540〜660円)。
2区タオディエン(Thảo Điền)は欧米系在住者が多く集まるエリアで、雰囲気の良いルーフトップバーやワインバーが充実している。週末の金土は予約なしだと席が取れないこともある。
クラブシーン
Zouk(ズーク)はシンガポール発のクラブがホーチミンにも展開しており、EDM・ヒップホップ系のDJイベントが週末に開催される。入場料は30万〜50万VND(1,800〜3,000円)程度で、最低1ドリンク注文が多い。外国人DJを呼ぶ大型イベントは事前にSNSで確認が必要だ。
在住者の中には「クラブはたまに」「週3〜4でバーかおうちかホームパーティー」というパターンが多い。アジアのクラブシーンと比べると、ホーチミンは若い現地ベトナム人が多く混在していて独特のエネルギーがある。
日系の夜
日本人在住者が集まる居酒屋は1区の日本人街(レタントン通り周辺、Lê Thánh Tôn)に集中している。焼き鳥・おでん・串揚げなど定番の日本居酒屋メニューが揃い、飲み放題付きで50万〜70万VND(3,000〜4,200円)程度。日本語が通じる安心感から、駐在員の送別会や週末の集まりに使われることが多い。
夜の安全と注意点
ホーチミンの夜は全体的に治安は悪くないが、バイクによるひったくり(スナッチング)は深夜0時以降に増える傾向がある。歩道でスマートフォンを出しながら歩くのは避けた方がいい。深夜の移動はGrabCar一択が在住者の定番ルールだ。