ベトナムで気をつける詐欺・ぼったくり——在住者が経験した実例と対策
ベトナムでよくある詐欺・ぼったくりの手口を実例とともに解説。タクシー水増し・両替詐欺・フレンドリーな誘い込みなど、旅行者と在住者が遭いやすいパターン別の対策。
この記事の日本円換算は、1USD≒157円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。
「ベトナムは詐欺が多い」というイメージは半分正しく、半分は誇張だ。ハノイ旧市街やホーチミンのバックパッカーエリアは確かに観光客狙いのぼったくりが存在するが、在住者として生活していれば同じ場所を同じ価格で普通に使える。
問題は「知らないうちにやられる」パターンだ。
タクシー・バイクタクシーの水増し
メータータクシーで遠回り:「知らない観光客は文句を言わない」という前提で遠回りするドライバーがいる。Google Mapsで目安のルートを確認しておき、大きく外れたら指摘する。
メーターを使わない:メーターを使わずに乗せた後、高額を請求する。VinasuN、Mai LinhなどのMeter Taxiか、Grab(アプリ配車)を使えばこのリスクはほぼゼロになる。
両替詐欺
空港や観光地近くの非公式両替所では、束の中に低額紙幣を混ぜる「お釣り詐欺」が報告されている。銀行、ATM、信頼できる認定両替所(外貨両替の認定証が掲示されている)を使うのが安全だ。
フレンドリーな誘い込み
「日本語上手いですね」と声をかけてきて、茶屋や土産屋に連れ込み、高額品を買わされるパターン。旅行者に多い。
警戒のポイント:道で急に話しかけてきた見知らぬ人には基本的についていかない。特にホアンキエム湖周辺、ハン市場周辺。
ツアー・チケットの水増し
ホイアン観光や洞窟ツアーのチケットを仲介業者から買うと、正規価格の2〜3倍を取られることがある。観光地の公式窓口で直接購入するか、Klatyaなど信頼性の高い旅行プラットフォームを利用する。
在住者が詐欺に遭わない理由
1〜2年住むと、相場感が身につく。「このバイクタクシーが100,000VNDは高い、30,000VNDが普通」という感覚が自然に育つ。Grabがあれば、移動詐欺のリスクはほぼなくなる。
ベトナムは詐欺が少ない国ではないが、知識と道具を持てば普通に安全に暮らせる場所だ。