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ベトナムのSIMカード・携帯プラン比較——月額300円から使える通信環境

ベトナムの携帯キャリア3社(Viettel・Mobifone・Vinaphone)のプラン比較。旅行者向けツーリストSIMから、在住者向け月額プランまで、用途別に最適な選び方を解説。

2026-05-23
SIMカード携帯電話Viettel通信費モバイル

この記事の日本円換算は、1USD≒155円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(USD)の金額を基準にしてください。

ベトナムの携帯通信費は、月20,000VND(約120円)から使える。日本の月額3,000〜5,000円が当たり前の感覚で来ると、桁を間違えたかと思う。

ただし「安い=何でもいい」ではない。キャリアによって4G/5Gの圏外エリアが違い、データ容量の設計も異なる。在住者と旅行者では選ぶべきプランが全く違う。

キャリア3社の特徴

キャリアシェア強み弱み
Viettel約50%圏外エリア最少、地方部でも安定店舗混雑、英語対応△
Mobifone約20%データプランのコスパが良い地方で圏外になるエリアあり
Vinaphone約18%外国人向け対応に慣れている回線速度がやや不安定

在住者にはViettelが安牌だ。ベトナム全土で電波が入る安定性は、地方出張が多い駐在員にとって大きい。

在住者向け月額プラン

Viettelの月額プランを例に取ると:

プラン名月額データ容量通話
ST9090,000VND(約540円)6GB/日(180GB/月)無料通話なし
ST120120,000VND(約720円)8GB/日(240GB/月)Viettel同士通話無料
ST150150,000VND(約900円)10GB/日(300GB/月)全キャリア50分無料

月1,000円以下で1日6GB以上使える計算になる。動画視聴やテザリングを頻繁に使っても、日本では考えられないコストで収まる。

ツーリストSIM(短期滞在向け)

空港到着ロビーにViettel・Mobifone・Vinaphoneのカウンターがある。パスポート提示で購入可能。

7日間プラン: 100,000〜150,000VND(約600〜900円)でデータ無制限(速度制限あり) 30日間プラン: 200,000〜300,000VND(約1,200〜1,800円)でデータ10〜30GB

eSIM対応端末なら、渡航前にViettelの公式アプリからeSIMを購入して到着時に即開通させることもできる。

実名登録の義務化

2024年以降、ベトナムの全SIMカードはパスポートによる実名登録が義務化されている。未登録のSIMは利用停止される。空港のキャリアカウンターで購入すればその場で登録してくれるが、街中の雑貨店で買ったSIMは登録が不完全なことがある。

在住者はキャリアショップで正規契約することを推奨する。月額プランの変更やデータチャージもアプリで簡単にできる。

Wi-Fi環境との使い分け

ホーチミン・ハノイのカフェはほぼ全店Wi-Fiを提供している。速度も10〜30Mbpsと実用レベル。自宅にFPTやVNPTの光回線を引けば月200,000〜300,000VND(約1,200〜1,800円)で50〜100Mbpsが使える。

モバイルSIMは外出時のバックアップとして使い、自宅・カフェはWi-Fiで済ませるのがベトナム在住者のコスト最適解だ。

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