気候・安全
ベトナムの台風シーズン——中部を直撃する台風と在住者の準備
ベトナム中部(ダナン・ホイアン・フエ)は毎年10〜12月に台風の直撃を受けやすい。北部・南部との台風リスクの違い、台風前後の準備、旅行計画への影響を解説。
2026-07-24
台風気候安全中部ベトナム
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「ベトナムは一年中暑い」と思っていると、中部ベトナムの台風シーズンに驚かされる。ダナン・ホイアン・フエのある中部は、南シナ海からの台風が直撃するルート上にあり、10〜12月は毎年のように大型台風が上陸する。
2020年10月には2週間で複数の台風が連続して上陸し、洪水・土砂崩れで大きな被害が出た。
台風のリスクが高い地域
中部(ダナン・ホイアン・フエ・クアンナム省等):最もリスクが高い。毎年数回の台風が直撃または接近する。
北部(ハノイ・ハロン湾・ニンビン等):台風は上陸することもあるが中部ほど頻繁ではない。7〜9月が多い。
南部(ホーチミン・メコンデルタ):台風の直撃は比較的少ないが、台風から変化した低気圧による大雨がある。
台風前の準備
台風が接近すると、ベトナム政府は警戒レベルを発令する。VNIO(ベトナム国家気象局)や在ベトナム日本国大使館のSNSが情報発信源になる。
準備リスト:
- 停電に備えた懐中電灯・モバイルバッテリー充電
- 飲料水・食料の備蓄(3日分)
- 窓への養生テープ(強風でガラスが割れる可能性)
- 重要書類・パスポートの防水袋保管
ダナン・ホイアン在住者への影響
近年、ダナンやホイアンに移住・長期滞在する日本人が増えているが、台風シーズンを経験してから「本当にここに住むか」を再考する人もいる。2020年の台風では町が冠水し、電気が数日止まった地区もあった。
「旅行と在住は違う」——台風の現実はその代表的な場面の一つだ。台風シーズン(9〜12月)を別の拠点(ハノイやホーチミン)で過ごし、冬〜春にダナンへ戻るという季節移動の生活スタイルを選ぶ人もいる。
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