ベトナムの結婚式文化:在住外国人が招待されたときの心得
ベトナムの結婚式の規模・費用・祝儀相場・慣習。同僚・友人に招待された在住外国人が知っておくべきマナーと実用情報を解説。
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ベトナムの結婚式は規模が大きい。100〜500人規模が珍しくなく、1,000人招待という結婚式も都市部では実在する。「親族・友人・同僚・取引先」と広く招く習慣があり、在住外国人が職場の同僚の結婚式に招待されることも十分あり得る。
時間帯とスタイル
ベトナムの結婚式は昼間に行われることが多い。午前11時〜午後2時の間に宴会が行われ、招待された全員が一度に食事をするスタイルだ。夜に行われる場合もある。
会場はホテルや結婚式場で、ビュッフェではなくテーブルサービス(10人テーブルに料理が次々運ばれる)が一般的だ。
祝儀の相場
現金を赤い封筒に入れて渡す。相場は関係性によって異なる:
- 職場の知り合い程度:500,000〜1,000,000 VND($20〜$40)
- 友人・親しい同僚:1,000,000〜2,000,000 VND($40〜$80)
- 親しい友人・特別な関係:2,000,000 VND以上($80以上)
「もらった金額が夫婦の食事代をカバーする」という考え方があり、赤字にならない金額を包む慣習がある。外国人は少し多めに包むと印象が良いとされる。
ドレスコードと服装
白い服装は「喪服の色」として避けるのが慣習だ(ただし若い世代では白が許容されつつある地域もある)。カラフルで明るい色の服装が好まれる。
アオザイ(民族衣装)を着ていくと喜ばれることがある。レンタルショップがホーチミン・ハノイの観光エリアに多数あり、1日$10〜$30でレンタル可能だ。
出席できない場合
招待されても出席できない場合は、事前に断ることが礼儀だ。「当日行けなくなった」よりも早めに伝える方がよい。欠席する場合でも祝儀を渡す習慣がある。
結婚式を通じた人間関係
ベトナムでは「結婚式に招待された」「結婚式に出席した」という共通体験が人間関係を深める機会だ。職場での関係構築において、結婚式への参加・祝儀の贈り方は小さいようで重要な意味を持つ。
「知らなかった」と言える場の文化的なルールを少し知っておくと、在住生活で困る場面が減る。